『柳家さん喬・喬太郎 親子会』 落語会74回目
平成25年8月16日(金) 13:00~
名古屋市名東文化小劇場
仲入り
柳家 さん喬 「火事息子」
今日も35℃を超える猛暑日。
一応平日の午後、でも満席です。
まずはさん若さん、「若って入ってます、若いです、ハタチです、、、、、44歳です」
金坊の、父親の顔色をうかがう仕草が笑えた。
喬太郎師匠、先日の独演会で言ってたように「下ネタ」は封印。
ご自分の粗忽話のマクラを交え「粗忽長屋」。
この不条理さの中で、「うん、面白いねぇ」と引き戻されるバランス。
着物に手を入れ「紙入れ」を探し、「これは肉か、、、」と言ってみたり、妙に色っぽい女将さんが大げさに目配せをしたりと、実に楽しませてくれる。
さん喬師匠は、親子会だと「人気者の喬太郎のスケジュールを心配される」と。
でもやっぱりうれしそう。
さん喬師匠の口調って安心できるんですよね。
穏やかというか、そのリズム。
人情噺の中ではの笑い。
師匠と弟子。
真打ちとなってからも、この関係は変わらない。
親子会で聴けるって、ある意味贅沢なんだろうな。
しっかり2時間半、充実。