『第2回 名古屋 十一代 桂文治独演会』 落語会95回目
『第2回 名古屋 十一代 桂文治独演会』
平成25年11月16日(土) 17:30~
桂 たか治 「牛ほめ」
桂 文治 「平林」
「時そば」
仲入り
桂 文治 「試し酒」
前日の新聞で「大須演芸場、2月にも立ち退き 閉鎖の危機」との報道。
その翌日に行くことになるとは、、、。
15時半過ぎに大須へ。
まだ早いとは想いつつ、先に予約の清算をしようと演芸場へ。
名前を告げ、支払いをしてると文治師匠が到着。
普段からの着物姿に中折れ帽。
会釈しておく。
少し大須の街をブラブラしてから列に並ぶ。
今回は整理券の配布はなく、16時45分ころ開場。
あっという間に満席。
時間通りにスタート。
たか治さんの「牛ほめ」から。
ネタの最後までやらず、牛をほめる前で終了。
これが文治師匠のお気に召さなかったよう。
で文治師匠。
「何でキッチリやらないんだ」と、お小言。
「私は最後までやりますから」と笑いを取ることもしっかり。
「平林」、生で聴くのは初。
文治師匠の豊かな表情ならではで、爆笑。
読み方を教えてもらおうとして、声を掛けたら円丈師匠だったりとか。
こんな楽しい噺だったんだ。
続いて、冬の噺ということで「時そば」を。
売り声がイイなぁ。
声量ありますよね。
仲入り後は「試し酒」
酒の飲みっぷりや、酔っ払い具合はもちろんなんですが、五升の酒を飲み切った久蔵が、実は懐の深い男だったと感じさせる。
こういう人物像もあるんだなと。
文治師匠、大須演芸場は今年4回目。
今年はこれが最後ということと、大須演芸場の存続を祈念し三本締めで終了。
2時間強、面白かった。