『第伍回 桃月庵白酒独演会』 落語回99回目
『第伍回 桃月庵白酒独演会』
愛知県芸術劇場 小ホール
平成25年12月9日(月) 19:30~
「花瓶(しびん)」
「首ったけ」
仲入り
「二番煎じ」
平日の会で19時半開演。
こんな時間に始まる会ってないんじゃないかな。
はじめ亭さんの英断に感謝。
余裕をもって会場へ。
お客さんは8割ほど。
ブルーの照明がピンクに変わりスタート。
食品偽装問題に独自の突っ込みを入れる。
身内だけで通じる符丁について。
「符丁があること自体、ロクなもんじゃない」と言いつつ、「小便」の意味を。
「道具屋」かと思ったら「花瓶」。
ごまかして売ってしまおうと、モゴモゴする道具屋の表情。
「首ったけ」は女が来なくてボヤくボヤく。
こちらも最初「五人廻し」かと思った。
間に入って取り成すはずの若い衆が、火に油をそそぐ物言い。
この遣り取りがいいリズム。
仲入り後は、冬らしく「二番煎じ」を。
番小屋に集まってくる人がホント寒そうに入ってくる。
役人に問い詰められ、「ねぇ惣助さん」、「えっ俺!」って振られて慌てる姿。
こういった仕草に愛嬌があるのが魅力。
サゲの前に「ドン、ドン」と太鼓の音が鳴るハプニング。
咄嗟に「追い出し太鼓には早い」で、会場爆笑。
笑ったなぁ。
「第六回」は9月23日(火・祝)とのこと。
ずいぶん先ですが、きっと行くだろうな。