笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『桂文枝 春風亭小朝 東西落語名人会』 落語会166回目

桂文枝 春風亭小朝 東西落語名人会』
日本特殊陶業市民会館  ビレッジホール
平成27年5月22日(金) 18:30~


桂 三幸    「筍」
春風亭 小朝 「船徳
 仲入り
桂 三風    「引き出物」
桂 文枝    「おむかえびと」



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愛知県美術館での「月映」展を、2度目の鑑賞。
今回もじっくり見てたため、食事の時間がなくなり空腹のまま。

チケット完売、満員の会場。
時間通りスタート。


三幸さん、ハキハキとして良いリズム。
開口一番のレベルじゃない。
お客さんの反応もイイ感じ。


小朝師匠、冒頭からちょっとしたネタの連続だけど、これが面白い。
グイグイ引っ張られる。

若旦那は勘当されたはずだけど、船頭たちにご馳走してたり、裏では船宿へお店からお金が渡されてたりと、名ばかりの勘当状態。
家を出ただけで、何も変わってないという若旦那。

船宿の女将さんも、客より若旦那の身を心配してるし。
客の慌てぶりが可笑しい。

小朝師匠の軽やかさを堪能。


仲入り後は三風さん、桂三枝作の「引き出物」を。
台所横の物入れに仕舞い込まれた、引き出物の鰹節。
同じように仕舞い込まれたまま忘れ去られた、石鹸や昆布とのやりとり。
上方らしいダジャレと、しょーもない会話を楽しむ。


文枝師匠、登場して一礼、高座を通り過ぎまた一礼。
拍手が大きくなる。

ネタの宝庫という、喫茶店のモーニングタイムの人間観察から。
高齢の女性たちの元気なこと。でも可愛らしい。

「おむかえびと」、250作目の創作落語
妻の葬儀で「俺も連れてってくれ」と言ったことで、「おむかえびと」が現れる。
葬儀の時の言葉、「あれは社交辞令」と言い出し、その残された3日間のドタバタ。

会話がイイ。
重いテーマではあるけれど、男のサガが顔を出す。
困った表情、のけぞる仕草。


しっかり2時間。
人気者のお二人。
楽しい会でした。



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日本特殊陶業市民会館  ビレッジホール
愛知県名古屋市中区金山一丁目5番1号