『志らくのフルコース7 ~ 立川志らく独演会』 落語会167回目
第三八回 毎日落語会
今池ガスホール
平成27年6月6日(土) 14:00~
立川 らく兵 「湯屋番」
立川 志らく 「寝床」
仲入り
立川 志らく 「品川心中」
青空がひろがるイイ天気。紫外線強し。
今池の北の古出来町で、天王祭りの山車をチラリと見て会場へ。
今回も「満員御礼」と。
らく兵さん、緊張した面持ちで登場。
破門~復帰の報告。
笑いながらも拍手が起こる。
「しょーがねぇな」という感じかなぁ。
「湯屋番」は、ダァーっという風。
志らく師匠は、らく兵を破門にした顛末から、「弟子を取る」ということを。
「私の落語を聴き、私の事を好きだと言って来る」、だから断れないと。
それで弟子が22人。
談笑真打昇進披露パーティの二次会で、家元に対するそれぞれの行動。
著書「雨ン中の、らくだ」の第十七章「金玉医者」にあるエピソード。
「今朝読んだところ」とタイミングの合致にうれしくなる。(ひとりよがりだけど、、、)
「寝床」、義太夫の会に来られない理由の馬鹿馬鹿しさ。
断り様のバリエーション。
「自覚がないのに、突然スイッチョンと言ってしまう病で、、、」
なんじゃそりゃ。
仲入り後は「品川心中」を上下通しで。
上下通しって初めて聴く。
お染のしたたかさ。
気持ちの切り替えの早さというか、目の前の出来事にすぐ対応していくタチなんだ。
そこに振り回されていく金蔵。
男は馬鹿だね。まったく。
志らく師匠の、「この噺のキモはここ」という考え。
分かったような気持ちに。
こちらが的ハズレかもしれないけど、、、。
「狂気かぁ」と想いながら帰宅。
終演後、サイン会ありました。
握手してもらって、写真を1枚。
古出来町
天王祭りの山車