笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

「コレクション×キュレーター」

「コレクション×キュレーター」 
 7人の学芸員が紹介するコレクションの魅力
岐阜県現代陶芸美術館
2018年2月10日(土)~4月8日(日)

鑑賞 2018年3月19日(日)


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「美術館の活動」と聞いて、多くの人々が思い浮かべるのは、企画展ではないでしょうか。それは、あるテーマに沿って、いろいろな所から借りてきた作品を見せる展覧会です。もちろん企画展は重要ですが、例えばルーブル美術館にある「モナ・リザ」のことを思えば、所蔵作品が美術館の性格を表し、美術館活動の基本にあることに思い至ることができるでしょう。
当館には、館長を含め、学芸員が7人います。それぞれ専門としてきた分野も異なり、興味や研究の対象も少しずつ異なっています。
本展は、当館の所蔵する作品群の中から、それぞれの学芸員が主に扱っている分野や、興味関心の強い分野を中心に、コレクションの魅力や成り立ちを紹介するものです。
それぞれの学芸員がどんな作品を選び、それをどういうコンセプトで提示するか、そんなところも見所でしょう。展示されるものは学芸員によってテイストが異なり、コーナーごとに違った印象を与えることになるでしょう。そしてまた、展示の総体として、岐阜県現代陶芸美術館のコレクションの特徴と魅力が、ご来館の皆さん伝わることを願っています。      




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「ちょっと、お茶にしようか」
ひと息つきたいとき、おしゃべりのお供に、いつの時代も人々はお茶の時間をもっていた。その時間の傍らに、ときには中心にあって欠かすことができないのがお茶の器だ。本展は、岐阜県現代陶芸美術館が所蔵する茶器、ティーセット、コーヒーセットを中心に、お茶の時間に纏わるうつわが紹介される。
西洋の名窯が手掛けた華麗なコーヒーセットから、モダンな生活を体現したかのようなスマートなカップ&ソーサー、凛とした佇まいの茶碗や一人のためのマグカップ。それぞれのうつわは、さまざまな文化や思いのなかにかたちづくられ、手に取られ使われる時間のなかで、さらなる物語を紡ぐ。本展では、お茶の時間を取り巻く文化に注目し、うつわが織りなす時間や空間にも視点をおく。
うつわがまとう人々の生活の時間、憩いや集いの時間に思いを馳せながら、ほっとひと息、お茶にする気分で、個性ゆたかな作品の数々をお楽しみいただきたい。




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