笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『短編2 若人の大地』 映像プログラム

『短編2 若人の大地』(The Ground of Young Artists) 映像プログラム
愛知芸術文化センター 12F アートスペースA
 
観賞 平成25年10月9日(水) 19:00~
 
 
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今回も19時の会に、なんとか間に合う。
観客は50人くらい。
 
若手作家の作品を集めた会。
愛知芸術文化センター主任学芸員の越後谷さんの挨拶から。
モバイルトリエンナーレで上映されていた姫田真武『なにぬねのの』が、Google ニュースで取り上げられていたという話題など。
 
 
作品はそれぞれ個性的。
 
ぬQ『ニュ~東京音頭』、何もない砂漠から光輝く都心へ向かう男女(親子?)
アニメーションならではのイメージと象徴の連続。ロードムービーのよう。
 
震災の影響を強く感じさせ、登場人物の会話と音で画面の外で何かが起こっていることを意識させる室谷心太郎『平成アキレス男女』。
 
夢の中にいるような、穏やかな世界。
「現実なのかなぁ」と、心地よさそうな風を感じる川口恵里『底なしウインナー』。
 
なめこ汁発電」事故をユーモラスに表現する加藤秀則『あの日から村々する』。
「オラこんな村いるだ~、オラこんな家いるだ~」と繰り返される歌が悲しい。
 
まるでNHKの「うたのおにいさん」の姫田真武『ようこそぼくです』。
実写で登場するおにいさんと、アニメーションと耳に残る歌のクセになる組合せ。
 
ひらのりょう『ホリデイ』は、静かな世界を不思議な情感で。
ヤモリがグロいけどカワイイ。
シッポが切れたり干からびてしまったり。
雨が心に残る。
 
 
実験的な映像。
大きなスクリーンで見られて良かった。
 
 
 
姫田真武 なにぬねのの【うたとアニメーション】