「名古屋城 本丸御殿復元工事 現場見学会」番外編その49
名古屋城 伝統の技にふれる 2013
「本丸御殿復元工事 現場見学会」
平成25年11月23日(土・祝)
秋晴れ。空が高く感じられる。
本丸御殿の復元工事を、いつもより近くで見られるということで行ってみました。
公開されてる玄関・車寄の反対側に見学会入口。
ヘルメットを渡され、工事現場全体を雨風から守る「素屋根」の内部へ。
内部は広いし高さがある。
足場の間から太い柱や梁が見え、木の香りがする。
係りの方から木曽ヒノキのことや、工事の進行状況の説明が聞ける。
ノミで穴を空けていたり、墨壺を使っていたりと実際の作業風景を眺める。
木組みの見本等も。
内部をぐるっと回って、次は階段で高さ約9メートルの見学通路へ。
上から全体を見渡すことができ、規模の大きさが分かる。
壁に工法等の説明パネルが並んでるので、それもじっくりと。
こりゃ大変な工事だなぁ。
表に出てヘルメットを返却し、公開されてる玄関・表書院へ。
祝日なのでお客さんが多いけど、待たずにすぐ入れる。
豪華だなぁ。お殿様のお屋敷って。
イイ材木使ってんなっていうのが素人にも分かる。
欄間の凝った細工の素晴らしいこと。
襖絵も岩絵の具の発色が違う。
緑や青の綺麗さ。
昨日聴いた「妾馬」の大名屋敷って、こんな感じなのかと想ってしまった。
赤井御門守様だと、ちょっと豪華過ぎますかね。
まだ第二次、第三次と工事続いてますが、完成したらすごいだろうな。
楽しみになりました。
「巨大城郭 名古屋城」
平成25年10月12日(土)~11月24日(日)
こちらも見てきました。
こちらの展示は名古屋城に関する詳細な記録。
よくこれだけ残ってる物だと感心してしまう。
築城の経緯や、修理を重ねて維持されて来た過程。
中でも「金城温古録」の意義。
城内の施設だけでなく植生のスケッチ。
習慣や手続きといったことまで。
日本国内でも屈指の城だったことが良く分かる。
春風亭昇太師匠のような城マニアにはたまらない企画だろうな。
あんまり興味なかった自分でも面白いと思うもの。
「重要文化財 『西北隅櫓』の特別公開」、ついでに見学。
開催期間 平成25年11月1日(金)~11月24日(日)
かなり名古屋城の中を歩き回った。
子供のころ、クワガタとか捕りに来てたなぁ。
今は禁止されてるだろうけど、、、。
あの頃もそうだったんだろうか、、、時効ということで勘弁してください。
名古屋城公式ウェブサイト