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名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『名古屋歴史建築散歩』 文化のみち橦木館 番外編その64

 
 
『名古屋歴史建築散歩

~ドイツ人・日本人クリエーターによる作品展~

文化のみち橦木館
平成26年4月23日(水)~5月6日(火・祝)
 
訪問 平成26年4月23日(水)
 
 
「名古屋の時空を重層的に彩る歴史建築を題材に、
イラストレーションとペーパークラフトで表現します。
名古屋城はもちろん、神社仏閣から古墳まで。
昨年と同様にお洒落な近代建築も作品にします。」
 
 
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朝から良い天気。散歩には最適。
 
昨年たまたま行った作品展が今年も開催ということで、今回は狙って行きました。
昨年は『名古屋近代建築散歩』で、今年は『名古屋歴史建築散歩』ですね。
偶然仕事が休みだったので、初日へ。
 
 
参加アーティストは3名、昨年と変わらず。
 
クレメンス・メッツラー (イラストレーター)
近藤美和 (イラストレーター)
杉野順子 (ペーパークラフト作家)
 
 
3人ともお見えで、新聞社のインタビューを受けてた。
その内容が時々聞こえてくる中、展示を見る。
 
対象となる建築物の三者三様の捉え方。
それぞれの個性、その世界観。
 
近藤美和さんの描くブルーはイイなぁ。
名古屋城の瓦や石垣、一つ一つの細かい表現。
すごく綺麗。
 
杉野順子さんのペーパークラフトは小品なんですが、存在感がある。
ポツンと置いてあっても、そこに目が行ってしまう。
「どうなってるんだろ」って、グルッと回り込んで見てた。
 
クレメンス・メッツラーさんは、今回カラー写真の作品。
建物を撮り、そこに写り込んでる余分な塀や車庫を省いて本来の姿とした写真。
昨年はモノクロの版画だったので、驚く。
 
作品を見てたら、メッツラーさんがわざわざ照明を調節してくれたので、お話しさせてもらった。
始めは版画を作成するため、建物の正確な線を知るために写真を加工。
その際、元々の壁や窓の画像を切り貼りして仕上げたとのこと。
建物の美しさが良く分かるようになり、これだけで作品だと思い、展示としたそう。
 
なるほど。
説明してもらって良く分かりました。
 
 
新聞社のインタビューも済み、お客さんもほとんどいなかったので3作家さんとおしゃべり。
みなさん気さくで、にこやかに。
 
開催中は、交代で3名の内どなたかが会場にいらっしゃるそうです。
5月4日(日)午後3時~4時、3作家そろってのアーティストトークあり。
 
 
他に今回印象的だったもの。
 
杉野順子さんは、初めて銀紙を使ったそう。
簡素化されてますが「THE テレビ塔」といった造形。
 
近藤美和さんは、小品ですが夜になる前の夕陽の残照といった背景。
 
 
杉野順子さん、天守閣の上の金のシャチホコが可愛らしい。
 
「鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所」
近藤美和さん、建物に絡みつくツタの表現。
 
 
 
歴史的な建築物があることは知ってても、実際に見たこと行ったことのない所。
内部は公開してなかったり、公開期間が決まってたりすることもあるので、事前に調べておくと良いよう。
 
機会があれば出掛けてみます。
 
 
 
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名古屋市東区橦木町2丁目18番地

 
文化のみち橦木館HP http://www.shumokukan.city.nagoya.jp/
 
クレメンス メッツラーHP http://www.clemensmetzler.com/
 
 
杉野順子・洋梨雑貨店HP http://www007.upp.so-net.ne.jp/lafrance/
 
 
 
 お礼状いただきました。ありがとうございます。
 
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昨年の 『名古屋近代建築散歩』レポ