第11回全日本学生落語選手権 『策伝大賞』 落語会111回目
第11回全日本学生落語選手権 『策伝大賞』
長良川国際会議場 メインホール
決勝大会 平成26年2月23日(日) 14:00~
大学生の落語日本一を決める『策伝大賞』の第11回。
駅前からトラムのようなバスに乗り、長良川国際会議場へ。
決勝の観覧には、事前にハガキで申し込み抽選。
今回は1300人の定員に対し、4000人程の応募があったそう。約3倍。
座席指定券との引き換えが11時から。
約5分前に到着すると大勢並んでる。
列が全然進まず、受け取ったのは11時45分、19列。
一度外に出、食事を済ませ会場へ。
昨日の予選には232名が出場。
決勝に進んだのは8名。内3名が女性。
プログラムを見ると、昨年8月の『てんしき杯』の決勝進出者の名前も。
岡山大の車家化狐。さん、桜美林大の雛菊亭ちづるさん。
お久し振りという気持ち。
8分の持ち時間。
この限られた時間で噺をまとめ、クスグリをどう入れるか。
さすが決勝進出者、みんな工夫してる。
個性が出る、1ネタ勝負。
それだけ真剣に聴いてくれてるってことですね。
出場者にとって、これは嬉しいだろうな。
策伝大賞
鵜飼家 みるく(岐阜大) 「悋気の独楽」
人物の演じ分けが良かった。声も可愛らしく演目に合ってた。
岐阜市長賞
浪漫亭 鞍弓(関西大) 「時うどん」
バカバカしさ炸裂。パワーを感じた。
審査員特別賞
車家 化狐。(岡山大) 「野ざらし」
全体にリズムがあり、歌も良いし安定感抜群。
贔屓目で化狐。さんかと思いましたが、地元岐阜大の鵜飼家みるくさんが大賞。
文枝師匠に「あなたは一生落語を続けなさい」って。
志の輔師匠は「接戦だった」と。
「新しい視点、コントの要素、新しい落語へのアプローチ、質の違う物を比較したという意味での接戦でした」と言い、「ガッテンしていただけましたか」と締める。
総評は文枝師匠、「上位3名はすんなり決まりました」と澄ました顔。
志の輔師匠が耳元で「接戦、接戦!」と困った顔でつぶやく。
さすがに笑わせてくれるなぁ。
この大会、放送があるそうです。
って岐阜県だけ。
岐阜の友達に頼まないと。