『第九回 立川談春独演会』 落語会118回目
風は強いが、もう寒くはない。
時間通りだけど、まだ席に着いていない方が多く落ち着かない感じでスタート。
ご自身の創作「お化けの気持ち」ですか。
子供らしい理屈に振り回される大人たち。
ヤケになったようなご隠居、「なる程ね、、、」というサゲ。
テレビでも注目しよっと。
「言葉が軽い」って見方に納得。
「天災」、八五郎の気の短さ。
勢いがあって、乱暴なんだけど憎めない。
やってることはヒドイけど。
仲入り後は、春の噺をということで「百年目」を。
「この前、三三がやったらしいけど、、、」と言いつつ。
それを先月聴いたばかりだったので、その違いも楽しむ。
酒の入った番頭が、扇子で顔を隠しながら「待て、待て待てぇ」と芸者を追う姿。
旦那と顔を合わせてしまい、あわてて店に戻ってからの逡巡。
翌日の、旦那と番頭それぞれの胸の内。
そして「これを思いついたので」というサゲ。
確かに通常の「百年目」のサゲって意味を考えてしまう。
こちらを知ってこその今回の「南縁草の露」というサゲかな。
充実の2席。
7月には30周年の記念の会が名古屋でも2日間。
行けるのはどちらか1日かな。