『第六回 橘家文左衛門 独演会』 落語会122回目
『第六回 橘家文左衛門 独演会』
楊輝荘 南園 聴松閣 B1(多目的室)
平成26年5月25日(日) 17:30~
「時そば」
「馬のす」
「千早振る」
仲入り
「子別れ・下」
暑くてついつい日影を選んでる。
久し振りの覚王山。
日泰寺の参道を歩くのも15年振りぐらいだろうか。
お参りし、住宅街を抜け会場へ。
ものすごく雰囲気のある建物。
スリッパに履き替え、地下へ。
インド風の装飾。
舞台の奥が半円形の凝った造り。
3分押しでスタート。
60名、満席です。
鮮やかなサムライブルーのお着物。
W杯用かと想ってしまう。
袖から除くオレンジがオシャレ。
「いつもは2席やって仲入りを、3席やって仲入り」と。
「今日は量で」と静に笑いながら。
「今日は暑い、この季節はイイ、新緑の時期は好き」と言っておいて「時そば」へ。
「う~、さみぃな」、、、。
「汚ねえドンブリだな」、「へぇ、井戸の茶碗で」なんて、所々に放り込んでくる。
近くラジオで演るので「さらってみた」そう。
「馬のす」では、枝豆を食べてる兄貴が「おっ、5つ」ってのがカワイイ。
こちらはBSで演るので「さらってみた」そう。
「もういいですか、足シビレてきた」と、3席目の「千早振る」に。
「嫌だろ相撲取り」、「歌武蔵が楽屋に居るとジャマだぞ」、笑った。
サゲの「とは」に工夫が。
「本名はダメ」、千早を投げ飛ばした時は「エイ」だったとクギをさされ、、、。
このためのマクラだったんだ。
仲入り後は、マクラもなく「子別れ・下」
亀ちゃんがイイ。
「おっ母さん、お父っつぁんのこと何か言ってるか」に、「ん?」、「ん?」
受け口の「うぅん!」が最高。
1時間40分、面白かったぁ。
「量」って言ってましたけど、ちゃんと「質」も。
会場も良かった。
贅沢な空間でした。
揚輝荘