『第弐回 権太楼・談四楼二人会』 落語会130回目
『第弐回 権太楼・談四楼二人会』
西文化小劇場
平成26年7月18日(金) 18:30~
柳家 さん光 「ん廻し」
柳家 権太楼 「猫の災難」
立川 談四楼 「明烏」
仲入り
立川 談四楼 「ぼんぼん唄」
しげたさんの会では珍しい西文小劇場。
エレベーターで地下3階へ。
8割程の入り。
おじさん改メ、さん光さんから。
権太楼師匠のマクラで聴いたことのある「おじさん」ってこの方なんだ。
そんなにおじさんには見えない、、、。
新幹線が信号故障で遅れ、名古屋駅には開演30前の18時到着。
「何とかなるもんですねぇ。遅れたら私の高座が飛ぶところだった、、、」
「ん廻し」は、六ちゃんの天然が突出。
噺が途中まで。なんかもったいない。
権太楼師匠は楽しい。
小さな目の多彩な表情。
酔っぱらってフニャフニャになってても、ふと我に返って背スジが伸びる姿。
人物の対比。
談四楼師匠はお初。
ある連載は読んでるので、文章は上手いという印象のみ。
ノドの調子が良くないのか、ちょっとシャガレ声かな。
源兵衛と多助が、時次郎の「初めて」を楽しもうっていう心持ちが秀逸。
「オレ達は他にない遊びをしてる」ってスゲーな。
仲入り後、談四楼師匠で「ぼんぼん唄」
初めて聴く噺。
子供好きだが子宝に恵まれず、浅草の観音様に願掛けをし、満願の日に出会った迷子の女の子を自分の子として育てるが、、、。
山本一力著の「あかね空」を思い浮かべた。
人情噺、悪人は出てこない。
子を想う気持ち。
川の字になって寝た時の描写。
「ほーっ」とタメ息が出た。
トリはブログでも告知されてたように、権太楼師匠。
昼飯をご馳走してもらったはずの旦那が知らぬ間に帰ってからのボヤキがすごい。
今までの事を全否定。
ヨシオちゃんの「初日の出」の掛け軸って。
これでもかと爆笑の連続。
ずーっと演っててほしい。
21時10分終了。
大満足の会でした。
仲入りの時に購入するとサインしていただけました。
終演後、のんびりとアンケートを書いてからロビーへ出ると、「どろいど様、どろいど様~っ」と連呼してる。
すみません、最後だったようです。
読んでみると、しげたさんと推定される人物の描写。
「あ~、なるほど」と。
まだまだ知らないことばかり。
それが楽しいなぁ。
西文化小劇場
愛知県名古屋市西区花の木2丁目18-23