「第19回アートフィルム・フェスティバル」 番外編その104
「第19回アートフィルム・フェスティバル」
愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
平成26年11月23日(日)~12月7日(日)
鑑賞 平成26年11月29日(土) 14:00~
4つのプログラム
「ドキュメンタリーの現在」
「オーバーハウゼン国際短編映画祭」セレクション
「映像アートの軌跡 Since 1964」
愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品 三宅唱監督「THE COCKPIT」
予定の合った11月29日(土)の会へ。
「ドキュメンタリーの現在」
マック・ダラ・オー・クライン 「アラン島の小舟」
「オーバーハウゼン国際短編映画祭」セレクション
第一部 「社会、権力、環境」
上映時間ギリギリに到着。
お客さんは20人ぐらいかな。
「アラン島の小舟」
「近代ドキュメンタリーの父」と称されるロバート・フラハティの伝記映画。
彼の作品「アラン」のクライマックスで、荒れた大西洋の波に流されながら必死に上陸しようとする小舟の男たち。
見事なカットバック。自然のエネルギーに翻弄される人々。
素晴らしいシーンだが、これは「ヤラセ」だという。
リアルさと、演出との兼ね合いとは。
ドキュメンタリーとは何かを考えさせられる。
「オーバーハウゼン国際短編映画祭」セレクション
第一部 「社会、権力、環境」
実験的な映像もあるけれど、印象的な作品がいくつか。
その中でも心に残ったのが、
シラー・フォイヘル・ブライトマン、イータン・イフラート 「Prrride」(プライド)
狭い廊下でスネアドラムを演奏する青年の淡々としたモノローグ。
軍楽隊を勧める母、特殊部隊を志願した息子。
お互いの想い、兵役が及ぼした影響の大きさ。
単調なリズムが物悲しい。
SFJFF Presents: Prrride
他にも見たいプログラムがありましたが、予定が合わず残念。
1日でも見られたから「良し」としましょうか。
名古屋市東区東桜一丁目13番2号