『喬太郎のラクゴ新世界 scene23』 落語会171回目
電気文化会館 5F イベントホール
平成27年6月28日(日) 14:00~
晴れてるけど風が強く、肌寒いくらい。
11:25頃到着で、3階と4階のあいだ。
伊藤計劃著「The Indifference Engine」を読みながら待つ。
12時からの整理券配布で、80番台。
昼食(ヤミーバーベキュー)を済ませ、13時30分から整理番号順に会場入り。
朝5時から女子W杯準々決勝・オーストラリア戦を見たので、眠くならないか心配。
お馴染みの、小太郎さんのダブルVサインからスタート。
最近、学校寄席をしてたのでその反動、「今日は廓噺を」と「二階ぞめき」へ。
吉原通いが過ぎる若旦那に、番頭が二階を吉原そっくりに改造。
二階の「吉原」へひやかし行くが、誰もいないので一人芝居を始める。
小太郎さんの、馬鹿馬鹿しいパワフルさ炸裂。
喬太郎師匠は、東京の寄席周辺の風俗情報を。
若い女性も多く、ディープな話になると「結構引くんだね、、、」
この会の特色でもある、この流れ。
幽霊騒ぎのへっついを引き受けることにした熊さんが、中々の人物。
運ぶのを手伝う銀ちゃん、実はお店の二階に吉原を造り勘当された若旦那だった。
「繋がったねぇ」、なんてのも。
熊さんの勢いに、ビビる幽霊の姿が可笑しい。
途中咳込んでしまい「大丈夫かい」、「風邪引いちまって」、「帰って末廣亭で、代演のトリとらなきゃ、、、」、ご苦労様です。
仲入り後は、三遊亭圓朝作「名人長二」の発端、「仏壇叩き」
初めて聴くなぁ。
坂倉屋助七が、名人と評判の指物師の長二に仏壇の制作を依頼。
立派な物が出来たと喜ぶ坂倉屋だが、手間賃が百両と言われ激怒。
この怒り、圧倒される。
会場中が固唾を飲む。
夏の会らしい2席でした。
電気文化会館
愛知県名古屋市中区 栄2丁目2-5