『落語は音楽だ!』 落語会188回目
平山晶子&司馬龍鳳の「落語は音楽だ!」
~ピアノと奏でる人情噺『文七元結』~
熱田文化小劇場
平成27年10月21日(水) 13:30~
司馬 龍鳳 「饅頭怖い」
平山 晶子
LV.ベートーヴァン ピアノソナタ第8番 ハ単調 「悲愴」
休憩
-encore-
平山 晶子
LV.ベートーヴァン 「エリーゼのために」
熱田神宮の東、熱田図書館の2階にある熱田文化小劇場。
天井が高く、客席も傾斜があり見やすい。
平日の午後ですが、お客さんは6割ほど。
ピアノの音が聴こえ、幕が上がる。
平山晶子さんがグランドピアノを弾き、その前に高座。
司馬龍鳳さんが高座に着くと、平山さんは退席。
「饅頭怖い」から。
饅頭が投げ込まれ、怖い怖いと言いながら、「ウチカフェ、、、ローソンじゃねぇか」
その他、「芳光のわらび餅」とか「何だこの箱、、、赤福かよ」とか地元色。
1席目が終わると、平山さんと龍鳳さんの対談。
今回の経緯などを簡単に。
高座が片付けられ、ピアノコンサート。
落語目当てだったので、曲目をチェックしない出掛けましたが、演奏が始まると「あぁ、この曲なんだ」と。
ホールに響く音が心地良い。
生で聴くと、やっぱり違うなぁ。
休憩後、いよいよ「落語」 + 「ピアノ」
1席目と同じように、グランドピアノの前に高座。
長兵衛が寒空の下、背中を丸め佐野槌へ向かう場面などでのピアノの音色。
決してジャマすることなく、でも世界が拡がる感じかなぁ。
良かったと思うのは、ラストのピアノの時間で余韻に浸れること。
噺を噛み締められる。
珍しい取り組みですよね。
新たに間口を広げるという意味では良いかも。
熱田文化小劇場