『たらふくつるてん 出版記念落語会』 落語会190回目
『たらふくつるてん 出版記念落語会』
平成27年10月27日(火) 19:00~
橘ノ 圓満 「子ほめ」
柳亭 左龍 「壺算」
仲入り
出版記念座談会
奥山景布子さんの著書、「たらふくつるてん」の出版記念落語会。
サイン会というのはありますが、落語会は画期的ですね。
会場が新生大須演芸場。これは行きたいなと。
なんとか開演15分前に到着。
仕事の都合で行けないかもしれなかったので、前売り買ってませんでした。
1階の指定席は完売で、2階の自由席へ。
まずは、橘ノ圓満さんの「子ほめ」
二つ目ですが、真打ち昇進が決まったそう。
雰囲気があるし、落ち着きがある。
今後注目ですね。
続いて左龍師匠。
「三三と左龍の会」でしか聴いたことないかな。
独特な声に、目をむく表情。
緩急をつけた展開。爆笑です。
仲入り後、幕が上がると高座で深々と頭を下げてる奥山景布子さん。
高座の横に椅子が用意され、出版記念座談会スタート。
主人公だと聞かされ、少し驚いたような喬太郎師匠。
左龍師匠は「モロシゲですか、モロ、、、」、喬太郎師匠にたしなめられる。
この機会にと、奥山さんからゲストの中央公論新社の大橋善光社長に、「I 編集者を担当から外さないで」とのお願い。
大橋社長からは、「直木賞を取ったら」と。
すると、居住まいを正し「直木賞取って、また記念落語会やります」と宣言。
会場からは「お~っ」と、歓声と拍手。
ぜひぜひ、楽しみにしてますね。
鳴海宿が舞台。
風邪とのことでノドの調子が良くないようでしたが、吹っ切ったように「バカ~」と連呼したり、忍者が現れ飛び跳ねたりとエネルギッシュ。
いつも以上に熱演といった感じ。
宿の主人の独り言と、心境の変化を楽しく。
印象的な、特別な会でした。
奥山景布子さん、落語会でよくお見掛けしてます。
いつもお着物姿で、存在感あるんですよね。
「源平六歌撰」、「キサキの大仏」は読みました。
今、「恋衣―とはずがたり」を読んでる途中。
表面的にしか知らなかった世界を拡げてもらってる。
密かに応援してますよ。