アートラボあいち 「-MULTI LAYER-」
「-MULTI LAYER-」
アートラボあいち長者町(開館日:木、金、土)
アートラボあいち大津橋(開館日:金、土、日、祝)
平成27年10月8日(木)~10月25日(日)
訪問 平成27年10月16日(金)
-MULTI LAYER-とは、いくつもの層になって重なっていること、多重層を意味します。
作品構造が多層的に作られ、その中に身体性が強く現れてくるという共通点を持ちながら、絵画、パフォーマンス、インスタレーションと、表現媒体の異なる3人の作家の展覧会を開催します。
長者町から先に。
お昼は、Bachof's kitchen(バチョフズ キッチン)というお店が営業中。
ランチタイムだったので、美味しそうな香りが漂う中、お店の奥の階段で上へ。
4階と5階が展示スペース。
「鋤柄ふくみ」
何が描かれているのかが分からない暗い画、というのが正直な第一印象。
はっきりしない人物の姿。
森の中のような、何かが起こっているかのような場所。
あるいは雑誌の写真のコラージュ。
その上に乗せられた絵の具。
作りかけのようなオブジェ。
不思議な独特の世界感。
アートラボあいち長者町(旧玉屋ビル3~5階)
愛知県名古屋市中区錦二丁目7-20
続いて大津橋へ。
2階はアート関連の蔵書などが置かれ、多目的スペースになってました。
階段で3階へ。
「河村るみ」 観察する行為 - The act of observing -
展示室の壁沿いに椅子がポツリ。
壁沿いに歩いていくパフォーマー。
プロジェクターで映し出される、現在と過去の映像。
繰り返される行為を観察する観客と、それ自体を観察する自分。
今回の「-MULTI LAYER-」というタイトルには、一番合致してるかな。
「山元ゆり子」
ネタバレ注意。
真暗な部屋に一人で。
「おーい」という呼び声が、あちこちから。
裸電球がぼんやりと点いたり消えたり。
自分自身の体と、周りの空間に神経が研ぎ澄まされる。
結構ドキドキしました。
アートラボあいち大津橋 (愛知県庁大津橋分室 2階・3階)
名古屋市中区丸の内3-4-13