笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『立川流だっ! 談志追善2015』 落語会191回目

第42回毎日落語会
立川流だっ! 談志追善2015』
今池ガスホール
平成27年11月12日(土) 18:45~

立川 談笑   「イラサリマケー」
立川 龍志   「五貫裁き
 仲入り
立川 志らく   「短命」
立川 ぜん馬 「らくだ」



イメージ 1



イメージ 9





イメージ 2



イメージ 3



イメージ 4



イメージ 5


ギリギリに到着。
入口で大入り袋をいただく。


談笑師匠から。
「開演前に談志のマクラが流れてて、盛大な拍手や掛け声は愚の骨頂なんて言ってましたが、違うんです、、、それでいいんです」と。
「じゃぁ出直します」と、一旦引っ込み再び登場。
盛り上げますねぇ。

開演時間が19:00から18:45に変更。
前日のMRJの初飛行や、一日消防署長になり、そこでケータイを忘れたこと等。
遅れて来る方のためにマクラを長目にしたら、持ち時間が残り10分に。

「イラサリマケー」、妙な言葉遣い。
ちょっとした違いが、大違いってのを楽しく。


龍志師匠、「脱退後の人たちとは方向性が違いますから、、、どっちがイイとかじゃないですよ」、って。

なんか、軽やかなイメージがある龍志師匠。
五貫裁き」も、あまり重々しくならず。
善行に目覚めた徳力屋だけど、必ずしもハッピーエンドじゃない。
その味わい。


仲入り後、志らく師匠は「ここに来るまで、追善って知りませんでした」
最近の世相を「談志ならどう言うでしょうねぇ」と、家元の口調でいろいろと。
これがシニカルで、ヒネリが効いてて面白いこと。
書けないけど、、、。

「短命」、八五郎の女房が御飯をよそう、いろんなパターン。
多いと言われ、ぐぅ~っと押しつぶす仕草。


トリは、ぜん馬師匠。
初めて聴く、しゃがれたような声。
食道癌治療を乗り越え、「ここまで声が出るように」とのこと。
最初はどうかなと想ったけれど、噺が進んで行くにつれて気にならなくなる。
むしろ迫力に。

立場の逆転までを、来るぞ来るぞと。
ぜん馬師匠が一番良かった。


立川談志はもう居ない。
でも今日の会、そこかしこに居る気がするんだよな。



イメージ 6



イメージ 7



イメージ 8




今池ガスホール
愛知県名古屋市千種区今池1丁目8-8