『桃月庵白酒・春風亭一之輔 二人会』 落語会193回目
めいとう名人会vol.11
名東文化小劇場
平成27年11月27日(金) 18:30~
春風亭 朝太郎 「雑俳」
春風亭 一之輔 「加賀の千代」
桃月庵 白酒 「抜け雀」
仲入り
桃月庵 白酒 「新版三十石」
春風亭 一之輔 「富久」
地下鉄の上社駅に隣接した会場。
チケット完売、満席です。この二人なら、そうだろうな。
朝太郎さんの「雑俳」から。
一朝師匠のお弟子さんということは、一之輔師匠の弟弟子なんだ。
まだ、ちょっと硬いかな。
一之輔師匠は、先日のハロウィンの騒ぎを。
「トリック or トリート」と、家に来たお子さんの友達たちに 落雁をあげた時の反応を。
「何これ、砂ケシ?」、、、、。
何回か聴いたことのある「加賀の千代」
ほっぺたを膨らませながら、襖越しに部屋の中を覗く甚平さん。
「ヒザに乗るかい」という、ご隠居さんの鷹揚さ。
続いて白酒師匠。
地下鉄でみんながチラチラ見るので、「オレも有名になったな」と喜んでたら、女性専用車両だったそう。「早く教えてよ」と。
乗り物の話題から、駕籠かきにチラリと触れ、「抜け雀」へ。
「わしは狩野派の絵師だ」、「官能派?」、言葉遊びのセンス。
細かなところが面白いんだよなぁ。
仲入り後、白酒 師匠の「新版三十石」
寄席に行ったら、訛りがすごい講釈師の「清水の次郎長」を聴くことに。
入れ歯は外れるし、途中で掛かってきたケータイに出るしと笑いタップリ。
トリは一之輔師匠の「富久」
冬の噺の定番、ここで聴けるとは。
久蔵がしくじる原因となる酒。
自分の傍らにあることが、気になってしかたがない様子。
許しが出て、どんどん飲んでしまう過程を丁寧に。
この二人会、時期は未定ですが次回もあるとのこと。
間違いなく楽しい会。
楽しみにしてますから。
名東文化小劇場