『柳家さん喬独演会 其之六』 落語会196回目
第43回毎日落語会
『柳家さん喬独演会 其之六』
今池ガスホール
平成27年12月11日(金) 18:45~
柳家 さん喬 「富久」
仲入り
柳家 さん喬 「掛取万歳」
天気が安定せず、12月なのに最高気温22.6℃。
コートがいらない。
お客さんは8割ほど。
5月に二ツ目昇進、やなぎさんから。
北海道の別海町出身で、実家の酪農の実態など。
乳牛同士の会話が、おばさん化してる。
子供の頃、お手伝いをした経験から「初天神」へ。
親子の会話の切り替えをテンポよく。
さん喬師匠、「待ってました」の声が掛かる。
毎日落語会は、この時期「富久」を。
酒でしくじった幇間の久蔵の、気落ちした様子。
火事騒ぎで駆けつけたお店で、また出入りが許されるが、見舞いの酒を飲んで誰彼の見境なく喧嘩をふっかける。
富くじで千両が当たる、その騒動。
状況に振り回される、久蔵の心の揺れ具合。
一席目、堪能しました。
仲入り後、本所で乾物屋だった実家の想い出を。
店先の裸電球の光景から、「掛取万歳」
太田そのさんの三味線も入り、陽気に。
三河万歳って、昔はお正月に玄関先で観た覚えがあるけど、今は角付けなんてないんだろうか。
八五郎が怒ったり脅したりもするけど、何をしてもなんか上品なんだよなぁ。
さん喬師匠の、落ち着いた雰囲気の会でした。
22時前には帰宅。
東寄りの空に、オリオン座がキレイに見えてた。
今池ガスホール