笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『桂米朝追善 米朝一門会』 落語会211回目

桂米朝追善 米朝一門会』
扶桑文化会館
平成28年3月5日(土) 15:00~



桂 米輝   「道具屋」
桂 吉弥   「かぜうどん」
桂 南光   「抜け雀」
仲入り
桂 米團治 「地獄八景亡者戯」
桂 ざこば  「笠碁」



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名鉄電車で扶桑駅へ。
会場近くの臨時駐車場も一杯の様子。

幕が上がると、中央にざこば師匠、上手に南光師匠、下手に米團治師匠。
米朝追善興行のあいさつ。
3月19日で1年に。
それぞれの想い、米朝一門の今後を。


米輝さん、ツルツル頭。
着物だとお坊さんに、スーツだとそのスジの人に間違えられるそう。
「道具屋」、与太郎がアホ過ぎなくてイイ感じ。


吉弥さんは明るいなぁ。
実家近くのクリーニング屋の歌をワンコーラスやってから「かぜうどん」
「そぉ~やぁ~う~っ」の売り声。


南光師匠は、米朝師匠もあまり演じなかった珍しい噺をと「抜け雀」
宿の主人は、上方出身で養子。
女房に「あんたが来てから変わったんは、私が大阪弁になったことだけ」と、小田原が舞台だけど大阪弁で進行。


仲入り後、米團治師匠は「地獄八景亡者戯」
鳴り物が入り、にぎやかだなぁ。
やっぱり米朝師匠が登場。
「明(米團治師匠の本名)、なんでここにおんねん」
「話の流れでなぁ」
「ここに来んのは百年早いわ、もっと勉強せぇ」


トリは、ざこば師匠で「笠碁」
初めて聴く。テレビで怒ってる姿のイメージ。
上手い。こんなに上手いんだ。
二人の意地の張り合い、互いに引っ込みがつかない心の動き。
イイ物見られました。
一門のトップだけあるなぁ。


昨日の市馬師匠といい、連続で上質な会だった。


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記念として、全員に「手ぬぐい」

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米朝師匠の春夏秋冬の俳句。

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「車など 要らぬ朧の ひがし山」
建仁寺 ぬけてみようか 蝉しぐれ
「風呂敷の 柿と知らるる みやげかな」
「打水の 打ったるままに 凍りけり」



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金と銀


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扶桑駅から続く「文化の小径」


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扶桑文化会館
愛知県丹羽郡扶桑町高雄福塚200 


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会場近くのマンガ喫茶で、時間調整のランチ。
ロースカツ定食 750円

マンガ喫茶って10年振りぐらい。