『三三と左龍の会 其の八』 落語会215回目
『三三と左龍の会 其の八』
愛知県芸術劇場B1・小ホール
平成28年4月6日(水) 18:30~
三三・左龍 トーク
柳家 やなぎ 「青春ナイン」
柳家 三三 「やかん」
柳亭 左龍 「花見の仇討」
仲入り
柳亭 左龍 「英会話」
柳家 三三 「不幸者」
桜は満開を過ぎ、葉桜になりつつある。
会場は8割程の入り。
「さくらさくら」の出囃子で、恒例のトークへ。
話題についてはノープランで、気の向くままに。
落語会独自の暗黙のルールを。
楽屋でお互い、「白髪が増えたね」という会話をしてたなんてこと等。
話が長くなり、左龍師匠は最後の方飽きてたみたい。
開口一番、柳家やなぎさんの「青春ナイン」
おー、新作なんだ。
将棋部と囲碁部の生徒が、それぞれ先生に告白して、、、。
やなぎさん、新作の道に進むのかな。
これも楽しみではある。
左龍師匠は「花見の仇討」
時期的に、この噺になる確率が高いんだろうな。
豊かな表情というか、顔芸。
前の方の席だったので、良く見えてラッキー。
三三師匠は「やかん」
何といっても講談の場面。
パン、パン、パパンと見事なリズム。
実に気持ちイイ。
「なったろ」、「なりましたねぇ」
仲入り後は、左龍師匠も新作で「英会話」
弟弟子のやなぎさんに合わせたんだろうか。
家庭内の会話を、すべて英語にしようとして妙な言葉が、、、。
息子を呼ぼうとして、「カモン、ボーイ、カモン、ボーイ」、手をパン・パン。
気楽な噺だけど、笑った。
トリは三三師匠。
ビミョーな表情で高座に上がり、「くっだらねぇー噺」と先ほどの「英会話」をくさす。
「不幸者」、前にも聴いたけど、芸者の欣弥が登場するとガラリと変わる。
雰囲気がグッと艶っぽく。
「もう一度」と、大旦那の気持ちが動くところでスパッと。
お見事でした。
今のところ、『三三と左龍の会』は其の一から皆勤。
楽しみな二人会。
次回は8月19日(金)とのこと。結構近いな。
この日だと、「あいちトリエンナーレ2016」の開催中なんだ。
トーク用に座布団が二つ。
三三師匠のサイン入り。
愛知県芸術劇場・小ホール
愛知県名古屋市東区東桜1丁目13-2