笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

「民藝の日本」 ジェイアール名古屋タカシマヤ

日本民藝館創設80 周年記念
「民藝の日本」 - 柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する -
2018年2月23日(金)~3月5日(月)

鑑賞 2018年3月3日(土)


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大正時代末期に、思想家の柳宗悦(やなぎ・むねよし)(1889~1961)を中心に提唱された民芸運動は、1936年、東京・駒場の地に「日本民藝館」を創設するという成果に結実しました。
以来、優れた民芸品の蒐集や保存、展覧会の活動などがなされ、2016年10月に「日本民藝館」は創設80周年を迎えました。

「民芸」とは、その主唱者である柳が「民藝とは民衆が日々用いる工藝品との義です。
それ故、実用的工藝品の中で、最も深く人間の生活に交る品物の領域です」(「民藝とは何か」1941年)と語っているように、工人(職人)たちの手仕事により生まれた日常品です。
つまり、「民芸」とは暮らしの造形であり、土地の伝統やそこに暮らす人々の心が形になったものといえましょう。

本展では、「民芸」の黄金期であった江戸時代後期から、その命脈が保たれていた昭和時代(1950年代頃まで)に焦点をあて、柳宗悦が日本各地で蒐集した日本民藝館の所蔵品や資料に、各地の民芸館などの所蔵品を加えた約170点を展観いたします。
庶民の暮らしを彩ってきた民芸品には、育まれてきた土地の豊かな造形感覚や美意識が宿ります。日本がいかに素晴らしい「民芸の国」であることに、多くの方が共感することでしょう。


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