「さよなら、退屈なレオニー」
「さよなら、退屈なレオニー」
伏見ミリオン座
鑑賞 2019年6月18日(月)
カナダ・ケベックの海辺の街で暮らす17歳の少女、レオニー。
高校卒業を一ヶ月後に控えながら、どこかイライラした毎日を送っていた。
退屈な街を飛び出したくて仕方ないけれど、自分が何をしたいかわからない。
口うるさい母親も気に入らないが、それ以上に母親の再婚相手のことが大嫌い。
レオニーが唯一、頼りにしているのは離れて暮らす実の父親だけだった。
そんなある日、レオニーは街のダイナーで年上のミュージシャン、スティーヴと出会う。
どこか街になじまない雰囲気を纏うスティーブに興味を持ったレオニーは、なんとなく彼にギターを習うことに…。
夏が過ぎていくなか、あいかわらず、口論が絶えない家庭、どこか浮いている学校生活、黙々とこなす野球場のアルバイト、それから、暇つぶしで始めたギター…毎日はつまらないことだらけだが、レオニーのなかで少しずつ何かが変わり始めていた。