笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『柳家三三ひとり会Vol.13』 落語会8回目

柳家三三ひとり会Vol.13』(昼の部)
平成24年4月14日 14:00~
愛知県芸術劇場 B1 小ホール
 
 
柳家 三三  「大工調べ(通し)」
仲入り
古今亭 菊六 「あくび指南」
柳家  三三   「山崎屋」
 

桜は満開、雨も上がって陽が射してきたころ開場。今回も満席。

めくりを自分でめくって、「自分のことは自分で」と三三師匠登場。
長めのまくらから、チラシ等で告知されていた「大工調べ(通し)」へ。
棟梁の政五郎の大家の素性についての啖呵、その威勢のいいこと。
与太郎のとぼけ具合とも併せ、一時間しっかり楽しめました。
 
一席目が終わり仲入りとなった時、三三師匠が静かに現れめくりを「仲入り」とし、座布団を返し端を揃え、ご自分のうなじにを指をやりなんだか色っぽく去って行きました。そんな三三師匠に拍手。
 
ゲストは今秋、28人抜きで真打昇進が決まった古今亭菊六さん。
菊六さん演じるあくびのお師匠さん、貫禄ありますね。
あくびを習う男は若々しいし、付き合わされた友達がバカバカしいと思ってる感もいい。
「あくび指南」は見る噺ですね。また名古屋へ来て欲しいです。
 
三三師匠の二席目「山崎屋」もたっぷり聴かせてくれました。
若旦那と番頭の掛け合いの場面はもちろんですが、最後にやっと出てくる元花魁のお花さんの仕草の優しいこと。
隠居した旦那があっけにとられる姿に大笑い。
 
今回は本当に充実した会だと思いました。
次回は8月頃になるとのことです。
 
 
 
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