笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『名鉄犬山ホテル 柳家小三治 独演会』 落語会9回目

柳家小三治 独演会』
平成24年4月22日(日) 14:00~
名鉄犬山ホテル
 
 
柳家 三之助「唐茄子屋」
柳家 小三治「野ざらし
仲入り
柳家 小三治「あくび指南」
 
 
「落語と会席と新緑を愉しむ」と銘打った会。
落語を挟んで、①食事後に落語コースと、②落語後に食事コースがありました。

日中ずっと雨が降り続く中、ホテルの窓から見える桜はすっかり葉桜。
お客さんは500名ぐらいでしょうか。
 
まずは、三之助師匠の「唐茄子屋」。
与太郎がホントとぼけてますね。若いというか、子供のままなんだなぁーという感じ。
 
お待ち兼ねの小三治師匠登場。
数日前に女優の小林聡美さんとの対談で、東京タワーへいっしょに散歩に行ったという近況。
途中、客席でケータイが鳴ってから話がどんどん脱線。
噺家になる前17・8歳のころ、落語でラジオ東京の番組を15週勝ち抜いたという、ほとんど高座で言った覚えがないという貴重な話等。
いつ噺が始まるんだろうと思うくらい、長~いまくらでした。
 
そして「野ざらし」。お隣の先生の話を聞き、骨を釣りに行った八つぁん。
サイサイ節をやりながら自分の世界に入り込み、釣竿を振り回す。
このリズムと仕草。圧巻です。これが見られて良かったぁー。
 
仲入り後、二席目の「あくび指南」。
あくびを習う男と教える師匠の、キセルの使い方、肩の揺らし具合の違いだけで楽しめます。
せっかちな男、おう揚な師匠、イヤイヤ付き合わされる友達。
落語らしい、落語でしかありえない話でしっかり笑わせてもらいました。
 
食事は別会場で、1つのテーブルに10人程での会席料理。
初対面の方々とでしたが、そこは落語を楽しみに来た者同士。
年齢も住まいもバラバラでしたが、話は大いに盛り上がり、食事も美味しく、みなさん「来てよかった」と。
 
ホールでの落語とは違う、こんな会もいいですね。
 
 
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