笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『桂平治独演会』 落語会10回目

桂平治独演会』
平成24年5月19(土) 17:30~
大須演芸場
 
 
柳家 小蝠「鈴が森」
桂  平治「源平盛衰記
仲入り
桂  平治「幽霊の辻」
 

今秋、十一代目桂文治を襲名する、桂平治師匠の名古屋初独演会。
大須演芸場は立ち見が出る程の盛況。

二つ目の小蝠さんの「鈴が森」。
脅しの口上が覚えられない新米泥棒の能天気さがいいですね。
自分でも何言ってるか解からず、言葉になってない感じなど。
 
そして平治師匠。声量ありますね。気合充分。
名古屋での初独演会の名刺替わりという感じで、「源平盛衰記」。
木曽義仲倶利伽羅峠の戦い那須与一の扇の的といった話の合間に、
十代目桂文治師匠が会長を務めた落語芸術協会や、春風亭柳昇師匠の話、
上野広小路亭の裏話等。
「歯笛?」のウグイスの谷渡りまで披露してくれ、たっぷり1時間。
 
仲入り後は、「幽霊の辻」。
茶店の婆さんに道を尋ねたばかりに、その道筋の怖い謂われを聞かされるハメになった男。
婆さんの身振り手振り、男の怯える姿に大笑い。

大げさなところは大げさに、抑えるところは抑える。
メリハリが利いて、「上手いなぁー」。
 

乗りに乗ってるという感じの平治師匠。
9月11~20日まで大須演芸場で開催される「芸協まつり」で、11日~15日に出演予定とのこと。
 
 
 
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