笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『第3回 三三・吉弥ふたり会』 落語会11回目

『第3回 三三・吉弥ふたり会』(2日目)
平成24年6月3(日) 13:30~
中電ホール
 
 
桂  吉の丞 「つる」
桂  吉弥   「持参金」
柳家 三三   「不幸者」
仲入り
柳家 三三   「締め込み」
桂  吉弥    「狐芝居」
 
 
薄曇り、半袖で心地良く歩ける天候。
客席は6~7割程の入りでしょうか。
 
まずは「私をクリアしてから、お目当ての二人・・・」と吉の丞さん。
上方落語らしく見台を使って気持ち良く聴かせてくれました。

吉弥師匠は、7年ほど前に亡くなった桂吉朝師匠が夢に出てきたというマクラで、ご自分の師匠に対する想いが伝わってきました。
会話したあと「もう帰るわ」という吉朝師匠に、一緒に連れていかれそうになったには笑いましたね。

吉弥師匠の賑やかな印象の噺の後に登場の三三師匠。
抑えたスマートな語り口で、お酒の美味しそうなこと。
冷酒が飲みたくなりました。

仲入り後も三三師匠。夫婦のやり取りが実に小気味良かったです。
夫婦喧嘩の仲裁役となってしまった泥棒の、困った様子もたまりません。

最後は吉弥師匠、「なかなか着る機会がない」と結び柏の紋付きの鮮やかなブルーの着物。
「歌舞伎が好き」と言われるだけあり、セリフ回しや所作が綺麗で、まさに熱演。
 
 
「ふたり会」というのはそれぞれの個性が出ていいですね。
第4回も期待します。
 

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