笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『三三と左龍の会 其の弐』 落語会23回目

『三三と左龍の会 其の弐』
平成24年10月18日(木) 18:30~
愛知県芸術劇場 B1 小ホール
 
 
三三・左龍   ご挨拶
 
柳家 小太郎 「猫と金魚」
柳家 三三   「湯屋番」
柳亭 左龍   「花筏
仲入り
柳亭 左龍   「鹿政談」
柳家 三三   「錦の袈裟」
 
 
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昨日からの雨が、少し小降りに。なぜか落語に行く日は雨が多い気が。
 
1月の「其の壱」に続き、名古屋で2回目の「三三と左龍の会」。
まずはご挨拶ということで、サザエさんの陽気な出囃子でお二人登場。
東京の放送は以前「サザエさん」は週2回。それぞれ歌が違っていたという話から。
「どんなでしたかねぇ」と左龍師匠が歌いだすと、三三師匠もつられて歌いだす。
「珍しいなぁ」と思っていると、「私は人前で歌うことはないんですけど」と三三師匠。
「歌の入る噺はやらない、だから『野ざらし』は覚えたけどやらない」って。
お二人の前座名「小多け」と「小太郎」の歴史などを楽しそうに語りスタート。
 
前座名が小ぞうさんで「見た目は左龍師匠の半分」という、現「小太郎」さんから。
落ち着いていて、安心して聴いてられます。
噺も楽しく、快調という感じ。
 
先程はゆったりとした感じの挨拶でしたが、気合の入った話し振りの三三師匠。
人物の描写も細かくて、湯屋の主人が若旦那と紹介状を交互に見る視線と表情。
番台に上がった若旦那の妄想の連続にも大爆笑でした。
 「錦の袈裟」での「どうしてすべての感情を笑顔で表現しようとするの」という女房と、
「はっ、はっ、はっ」と笑ってる与太郎。対比もお見事。
 
左龍師匠も、引退された戦闘竜関とお友達というまったりしたマクラから「花筏」。
途中、歌武蔵師匠の名を出したりしながらも、千鳥ケ浜の立会いでは目をむいてすごい表情。こちらも気合入ってます。
で「鹿政談」では、豆腐屋の婆さんがいきなり日本昔話風になったりと、すかしてくれたり。
 
たっぷり2時間半。
ホント楽しめました。最近見た落語会では一番良かったと思います。
3回目も決まってますが、「かなり先になるので、まだいつかは言いません」と。
いつですか、次回も行かなきゃ。
 
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 会場で販売してた、左龍師匠の著書。サイン色紙と栞をいただきました。