笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『古今亭菊六改メ 古今亭文菊独演会』 落語会29回目

『古今亭菊六改メ 古今亭文菊独演会』
平成24年12月7日(金) 18:30~
アートピア7F 第1スタジオ(ナディアパーク内)
 
権助提灯」
時そば
 仲入り
「子別れ」
 
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4月の『柳家三三ひとり会Vol.13』で、ゲストだった菊六さん。
9月に真打昇進、古今亭文菊としての「独演会Vol.1」。
チケット完売、満席。
 
真打昇進の報告から。
文菊の名は今までになく、当代が初とのこと。
「文」と言えば桂一門ということで、文楽師匠に許可をもらうため、好物である有名店の干物を持参したところ、「いいじゃねぇか」と。
「なので、文菊の名は干物で、、、」
 
文菊師匠、お若いですがなんか貫禄ありますね。
権助提灯」の旦那の困った表情、権助の面白がってる物言い。
戸を叩く時の「うぇ~い」という呼び声。勢いあるし、楽しい。
 
「プログラムを見ると3席、2席でいいんじゃないか」と言いながらの「時そば」。
仕草が細かいです。そばの食べ方の違い、食べ進め方。
今日のような小さな会場だから伝わる距離。
こんなにじっくり見た「時そば」は初めてかなぁ。
 
仲入り後「子別れ」。
別れた亀坊と女房へを想う熊五郎の気持ち。
「いい人」と言い続けていた女房の、熊五郎を気にする素振り。
あいだに入る亀坊の可愛らしいこと。
年末に人情噺って、合ってますよね。
 
しっかりとした古典を聴かせる、落ち着いた良い雰囲気の会でした
 
Vol.2は平成25年5月10日(金)、愛知県芸術劇場 B2 中リハーサル室
会場で先行発売してたので購入しておきました。
次回も楽しみです。
 
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     メクリにも「壽 真打昇進」と。