『柳家三三ひとり会 Vol.15』 落語会30回目
柳家 小かじ 「道灌」
宝井 琴調 「義士外伝
赤垣源蔵 徳利の別れ」(講談)
仲入り
寒くなってきたけれど、風もなく穏やか。
満席。グループで来てる方が多いように感じられました。
開口一番、小かじさん。
ウワサに聞いていた、三三師匠のお弟子さん。
やっぱり柳家一門は「道灌」からなんですね。
声は出てます。急ぎ過ぎな感はあるけれど、、、応援しよっと。
今回のゲストは講談の宝井琴調さん。
チラシには「12月14日は忠臣蔵の討ち入りの日」で「義士伝を」と。
これが楽しみでした。どこ語ってくれるんだろって。
「浅野さまの家臣方が、吉良さまの屋敷に切り込んだ、、、」
って所でゾクゾクっとなりました。いいなぁ、講談も。
そして三三師匠。
小かじさんの後に登場で、マクラから「やっぱり違うなぁ」と。
師匠と弟子の差は歴然、、、あたり前か。
「三枚起請」、それぞれ起請をもらった事が分かった3人。
「んっ、喜瀬川こと本名中山みつ、、、、中山みつ、、、、、。」
三者三様、怒って、泣いて、笑って。切り替えの早さ。
バレた時の喜瀬川のトボケ具合。
みんなどこか抜けてて憎めない。笑ったなぁ。
2時間半たっぷり。
今年のアスターミュージック主催の落語会は、今回で最後。
ということで三三師匠の音頭で、三本締めでお開き。
それだけなんですが、妙に生々しい感じで印象に残ってます。
「忠臣蔵」っていうと、母が話してたこの事を想い出す。