笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『立川志らく・柳家喬太郎 二人会』 落語会37回目

平成25年2月10(日) 14:00~
扶桑文化会館(丹羽郡扶桑町
 
 
立川 がじら  「たらちね」
立川 志らく   「時そば
仲入り
柳家 喬太郎  「初音の鼓」
立川 志らく   「金明竹
 
 
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朝から良い天気。
名鉄扶桑駅前から続く「文化の小径」を歩き、10分ほどで到着。
 
素晴らしい立派な建物。
コの字型に配された客席。高~い天井。
 
750席、ほぼ満席。
 
開口一番、志らく師匠の弟子、がじらさんから。
鮮やかなグリーンの着物。「笑点」かと思った。
 
喬太郎師匠、ノドの調子が良くないようでカラ咳が気になりましたが、陽気ですね。
前座の頃に「オレだけど」って電話があり、てっきりオヤジだと思った件。
 
「オレだけど」
「ああ、何、どうした」(オヤジだと思ってる)
「オレだけど分かる?」
「だから何っ!」
「お前の師匠だよ」
「!!!」
 
粗忽な人はいるものでって、ご自分の失敗、、、。
 
噺でも「呼んでんじゃねぇか、熊、、、、返事してやれよ、、、熊っ、オレだ!」
切り替えの素早さ、参りました。
 
 
志らく師匠は、ご自分が家元に似てるって事等。
「う~っ」って、確かにそう聞こえます。
時そば」は食べ方のパターンをいろいろやってくれました。
ずーっとやって、最後には「食い方なんか、どうでもいいんだよ」。
 
仲入り後、喬太郎師匠の「初音の鼓」。
「ポン、ポン」、「コン、コーン」って。
とぼけた感じのキョンキョン、カワイイなぁ。
 
トリは志らく師匠の「金明竹」。
午前中に犬山の「岩田洗心館」で「黒茶碗ノンコウ蓑先写」を見てたので、道具の説明に「ノンコウの茶碗」が出てきて、ちょっとニヤリ。
何を言ってるか分からないのが、大阪で仕事をしてるアメリカ人という設定に。
「道具七品」の内容より、その合間のやり取りの行き違い。
こりゃ口調、流れ、勢いですね。
怒とうの如く、ビミョーに通じるような通じないような単語の羅列。爆笑です。
 
今日の会は、みんな実に落語らしい噺ばかりでした。
もう、単純に馬鹿馬鹿し~い噺。
2時間大笑い、楽しい会でした。満足。
 
 
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