笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『おねうち花の木寄席 特選!名人・若手真打競演会』 落語会38回目

『おねうち花の木寄席  特選!名人・若手真打競演会』 
 
 
平成25年2月11(月・祝) 14:00~
西文化小劇場(西区花の木)
 
 
古今亭 きょう介  「子ほめ」
三遊亭 兼好    「片棒」
仲入り
春風亭 一之輔  「粗忽の釘
柳家 さん喬    「妾馬」
 
 
イメージ 1
 
風があり寒い~日。
開場の時間まで、西図書館の中をウロウロ。
 
会場の西文化小劇場は地下3階に。
ロビーで、4月の柳家緑君独演会のチケットが先行発売してたので購入。
 
350席、満席。
開口一番、古今亭きょう介さん。
噺が終わって、遅れてきたお客さんが席に着くまで、メクリをかえすタイミングを遅らせる姿が印象的でした。
 
兼好師匠、明るく登場。
セレモニーホールで落語会をした時、主催者が「サービスしときましたよ」と言うので、何かと思ったら展示してある仏壇の遺影が全部自分になってたというマクラ。
 
鳴り物を演じる場面が圧巻。
太鼓が「テンテンテンスケ、スケテンテン」、笛が「ヒャイトロ、ヒャイトロ、ヒャイトーロ」、にぎやかでバカバカしく最高。
兼好師匠大好きです。
 
一之輔師匠は、真打披露興行大初日の演目でもあった粗忽の釘」。
タライの中で女房と亭主が石鹸つけっこして互いの体を上下にこすって、「ふぇーふぇーふぇーふぇー」。
底が抜けたタライを抱え、「土星の輪っかみたいだね。土星踊りだよー」とか。
亭主の粗忽振りをずっと見てて、「面白いね、お前さん。一緒になって良かったよ」って言う女房。
仲が悪いようで、実はそうじゃないっていう夫婦の会話がホント楽しい。
 
さん喬師匠は、にぎやかな先のお二人とは打って変わり、落ち着いた口調。
酒を飲み、酔っぱらってもはしゃぎ過ぎず、妹に「良かったな」と繰り返す八五郎
都々逸の場面もしっかり。
人情噺、じっくり聴かせてもらいました。
 
 
3人で1席ずつって、もったいない様な気がしますが、それぞれ気合入れてやってくれるので、内容は濃いですよね。
独演会は他の会場にまかせて、この形態で続けて欲しいです。
良かった。充実した会でした。 
 
 
イメージ 2
昨日の扶桑文化会館での 立川志らく柳家喬太郎 二人会』と、高座のセットも張り出された演目の様式も同じですね。
 
 
 
イメージ 3
 
 
イメージ 5
会場で販売してたオリジナルせんべい 100円
 
 
イメージ 4