『第8回 なごや市馬落語集』 落語会48回目
『第8回 なごや市馬落語集』
平成25年3月31日(日)
上巻 11:30~
柳亭 市助 「道灌」
柳家 右太楼 「ぞろぞろ」
柳亭 市弥 「転宅」
仲入り
風流寄席囃子 金山 はる
柳亭 市馬 「御神酒徳利」
下巻 14:30~
昨日は暖かく花見日和だったのが、今朝は曇り。
自由席なので早めに家を出て、10時過ぎに到着。でも30番目ぐらい。
10時半には雨が。早く入れてくれないかと思ってると、10時40分に開場。
今回は2回公演なので、1回だった前回程の混み具合ではないよう。
市助さん、21歳ですが貫禄あります。お腹が。
前回、市馬師匠に「入門したらどんどん太って、うちは相撲部屋じゃない」って言われてましたねぇ。
噺もずいぶん余裕が出てきたように思います。
「おっ、来た来た道灌」ってニヤリと笑う表情も良かった。
二つ目に昇進したばかりの市弥さん、ウェンツ似のイケメンです。
話し方も明るく、好青年。
花粉症デビューとの事で少し鼻声。
風流寄席囃子では、右太楼さんとの絡みで天然振りを発揮してました。
右太楼さんはきっちりと聴かせるリズム良い語り口。
風流寄席囃子での司会も上手にこなし、知識も豊富。
愛知大学出身とのこと。
注目したい噺家さん。
今回のお楽しみの風流寄席囃子。
普段は姿を見せない三味線の金山はるさんを中心に。
桜色の素敵なお着物姿。美人です。
司会の右太楼さんも「普通、師匠たちの名前でのリクエストなのに、皆さんマニアック」と感心しきり。
市弥さんの太鼓もしっかり。
最後は金山はるさんの「かっぽれ」、楽しいですね。
市馬師匠、出てくるだけで客席の空気が変わる。皆さんお待ちかね。
いつもながら、人物の演じ分けが素晴らしい。
大胆かつ繊細な描写。
それぞれの噺に引き込まれる幸せ。
いい日曜日でした。
風流寄席囃子で太鼓を叩いていた市弥さん。
舞台に置かれていた花が自分宛てだと気付き、突然「あれは私へなんですね」と。
進行をまったく気にしない素振りに右太楼さん唖然。
盛り上がりました。
市弥さん好感度アップ。こりゃ愛されるキャラですね。
これまでの『なごや市馬落語集』
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柳亭市弥ブログ「いちやづけ」 http://ichiyazuke-ryuutei.seesaa.net/