『春の東山荘まつり 柳家緑君独演会』 落語会50回目
『春の東山荘まつり 柳家緑君独演会』
平成25年4月3日(水)、4日(木)、5日(金)、6日(土) 10:30~
平成25年4月6日(土)
天失気
湯屋番
すっかり葉桜。花吹雪。
午後から夜に掛けて嵐になるとの予報が心配でしたが、曇り空。
地下鉄の瑞穂区役所駅からブラブラ歩き、山崎川の桜を眺めて15分ほど。
大正時代に建築された建物。立派な和室二間が会場。
本日のチケットは完売とのこと。
黒の紋付で緑君さん登場。
まずは自己紹介。名古屋出身なので、地元の中学や高校の話。
昨日は天気が良かったので、ご自宅から自転車で20分程で到着したそう。
陽気な噺を2席。明るく率直な話し振り。
「天失気」の珍念さん、「お盃って言ってみよう」とイタズラを思いついた表情。
その可愛らしいこと。
「湯屋番」では若旦那の饒舌さ。
居候先の、おかみさんのおまんまのよそい方はテンポ良く。
また、湯屋の番台での妄想の連続も楽しい。
お気楽な噺なので、単純に笑えました。1時間ちょっと。
同時開催として、「市民茶会」と「いけばな展」。
「茶会」は野点の予定でしたが、落語会が始まったころから雨のため室内で。
10畳の部屋になったので順番に。
待つ間、東山荘の建物の造りと、各部屋に飾られた生け花を見学。
2階からは手入れされた雨の庭が見える。しっとりと、和ですねぇ。
空いてきたのでお抹茶をいただきに行くと、部屋の中には緑君さんも。
少しお話しさせていただきました。受け答えもしっかりした好青年。
私を含めた5人が最後だったようで、緑君さんにもお抹茶がふるまわれました。
「正面ってどこでしょうね」とお茶碗を回してる姿も好ましかったです。
今回かなりのファンを獲得されたことでしょう。
お抹茶もお菓子も美味しかった。
お菓子は納屋橋まんじゅう万松庵の物とのことでした。
こんな会もいいですね。