笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『第九回けやき寄席 三遊亭小遊三・柳家花緑 二人会』 落語会60回目

『第九回けやき寄席 三遊亭小遊三柳家花緑 二人会』
鈴鹿市文化会館 けやきホール
平成25年6月9日(日) 14:00~
 
 
柳家 緑太    「やかん」
柳家 花緑    「火焔太鼓」
三遊亭 小遊三 「引越の夢」
 
 
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鈴鹿市在住の友人に誘われ、二人で参加。
普段は単独行動なので、なんか新鮮。
早めに白子駅に迎えに来てもらい、お昼ゴハン+茶店でコーヒー。
 
30分前に開場。
一番太鼓を聞きながら本日の予定を見ると、14時開演、15時30分終演。
1時間半ですか、、、。1席ずつなのか。
 
会場は座席全体が舞台中央に向けて配置され、なかなか凝った造り。
500席、満席。日曜日なのでお子さん連れの方も。
 
まずは緑太さん。
7番目となる花緑師匠のお弟子さん。
「やかん」の講釈の言いたてはテンポ良く、淀みなく。気持ち良かった。
 
 
花緑師匠、さわやかに登場。明るいですね。
羽織姿で子供たちとすれ違ったら、「あっ、侍だ」という声が。
その事で「一日中うれしくてしかたがなかった、子供の発送は凄いな」という話など。
 
道具屋の甚兵衛の小心者ぶり。気の強い女房との落差。
その女房におどかされ、ビク付きながらお屋敷へ向かう姿。
「うわぁ、松の木、、、」、「逃げるんだ、ジャン・ヴァルジャン、、、」笑った。
300両を受け取る仕草、50両ごとに色々と。
その仕草が、女房も同じようになってしまう所が見せ場。
 
トリは小遊三師匠。
「終わって帰ると『笑点』の時間に間に合いますから、長くはやりません」と。
しっかり宣伝と、歌丸師匠のウワサなど。
 
一番番頭が「後は私が帳面をドガチャガ、ドガチャガと、、、」と新しい女中さんに言い含める時の下心ミエミエの顔。
釣戸棚を担ぐ形、イビキをかく真似も楽しい。
小遊三師匠って、何て言うか下世話な感じなんですが決して下品ではない。
落語家さんらしい落語家っていうイメージ。面白かった。
 
確かに熱演。レベル高く、マクラから安心して聴いてられる。
でも1席ずつなんですよね。疲れなくていいけど、、、。
 
 
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鈴鹿から名古屋に戻り、「笑点」間に合いました。