『おねうち花の木寄席~古今亭志ん輔独演会』 落語会62回目
『おねうち花の木寄席~古今亭志ん輔独演会』
名古屋市西文化小劇場
平成25年6月21(金) 19:00~
平成25年6月21(金) 19:00~
古今亭 志ん輔 「紙入れ」
古今亭 駒次 「生徒の作文」
古今亭 志ん輔 「お見立て」
仲入り
古今亭 志ん輔 「子別れ」
台風4号も熱帯低気圧に変わったけれど、小雨が降り続く。
予定より少し早めに開場してくれる。
7割程の入り。
幕が開き、志ん輔師匠登場。
名古屋で独演会として呼んでもらい「ありがたい」と。
今後も続けたいという意気込みを語ってから「紙入れ」。
新吉の小心さと、女将さんの落ち着き振り。
女将さんがしたたか過ぎない加減。
分かってない旦那のノー天気さには笑いました。
続いて駒次さん。長身ですね。
マクラは漫談のよう。落語っぽくないと言えば落語っぽくない。
子供の書いた作文を読むというシュチエーションの「学校の作文」。
自分の家がマル暴だと気付いておらず、大家族だと思ってる作文は面白かった。
名古屋の地名を、語呂合わせで沢山盛り込んだ作文も良く考えられてる。
「お見立て」と「子別れ」。
志ん輔師匠の魅力って、一つ一つの仕草の形が好いところかなぁ。
手ぬぐいを丸めて手に持ち、ポンと顔にあてる動作。歩いている姿。
決して大げさではないけれど、しっかり意図が伝わる感じ。
飄々としたルックスと、重々しくならない語り口。
それでもしっかり噺に引き込まれてる。
熱の入った演目、堪能しました。
このクオリティ、次回はきっとありますよね。
「第二回 古今亭志ん輔独演会」是非お願いします。