笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『光太夫の里がえり』 大黒屋光太夫記念館 番外編その33

『光太夫の里がえり』
大黒屋光太夫記念館 春の企画展
 
平成25年3月21日(木)~7月15日(月)
 
訪問 平成25年6月9日(日)
 
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『第九回けやき寄席 三遊亭小遊三柳家花緑 二人会』鈴鹿市文化会館であり、その前に寄ってみました。
落語会のついでです。
 
近鉄伊勢若松駅で降りると、改札に案内のチラシがありその地図を頼りに歩く。
駅前には大黒屋光太夫の像が。 
 
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麦畑を眺めつつ、途中に案内の表示もあるので迷うこともなく15分程で到着。
開館前だったので、近くの「開国曙光碑」(大黒屋光太夫顕彰碑)を見学。
 
 
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その後、記念館の前を掃除していた方に声を掛けると、「時間前ですがどうぞ」と。
お言葉に甘え入れてもらう。
 
 
大黒屋光太夫記念館の案内文、
「大黒屋光太夫は、ロシアに漂流し、ロシアを経験してはじめて帰ってきた日本人です。そのため、多くの政治家や学者に注目され、たくさんの本が作られて、蘭学の発展に貢献しました。
大黒屋光太夫記念館は、江戸時代に例外的な海外体験をし、その情報を日本にもたらした大黒屋光太夫を紹介する場として、平成17年に開館しました。」とのこと。
 
 
大黒屋光太夫を知ったのは、椎名誠「シベリア追跡」だった。
その後、井上靖おろしや国酔夢譚」を読み、緒方拳主演の映画を観た。
映画では、光太夫がロシアの女帝エカテリーナ2世に謁見し、帰国を願い出た際、故郷を想い唄を披露する姿が記憶に残っている。。
その唄があまりにも日本的で、異国に在ること、望郷の念を見事に表していた。
すごく印象なシーンだった。
 
展示は、帰国後の光太夫、磯吉、小市(根室で死去)に関する文書が中心。
江戸に留め置かれた光太夫と磯吉が、帰国から10年後に白子に一時帰郷が許された際の記録等。
じっくりと解説と照らし合わせながら見る。
地元ならではの価値の有る資料。
 
展示室を出、先ほどの係りの方と話す。
父の会社の海の家がむか~し近くの千代崎海岸にあり、ウン十年前は夏休みに毎年来てたなんていう昔話など。
さすがに地元の方、この地域の事を昔話を含めあれこれと。懐かしかったです。
 
 
常設展示はなく、企画展を行っているそう。
次回は、夏の企画展 「知っておどろき!光太夫!!」
開催期間  平成25年7月18日(木)~9月16日(月)
一度訪問してみると面白いと想います。
 
   
 
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