「愛知ノート ―土・陶・風土・記憶―」 番外編その120
「愛知ノート ―土・陶・風土・記憶―」
NOTES Clay,Ceramics,Landscape and Memory
平成27年1月10日(土)~3月15日(日)
鑑賞 平成27年3月13日(金)
日進市民会館って、アクセスがビミョーなので車で。
落語会のついでの美術館巡り。
すごく静かな環境。
お客さんも少ない。ゆっくり見られるからいいけど。
まず「良質な粘土が大量にとれるという、この地域の地質」というアプローチから。
東海湖の存在。
あるいは産業史や美術史・芸術学。
そして作家たちの作品。
味岡伸太郎の円周上の地点から採取した土によるドローイング作品。
その土で焼かれた茶碗。
崩れたり溶けたようなったり、原形さえ判別できない物も。
今回の企画に一番マッチしてるように感じた。
それぞれの地域性というのは確かにあるし、大きいというのを見て感じられる。
渡辺泰幸の土の鈴たち。
床に大量に置かれている。
さわって鳴らすことができる。
乾いたやさしい音と手触り。気持ちイイ。
(画像は借り物です)
常設展示も良かった。
「名品コーナー」の野々村仁清「色絵金銀菱繋文茶碗」が素晴らしい。
こちらもお客さんがいなくて独り占め。
贅沢だなぁ。
他にもイイ物いっぱいです。
ゆっくりできます。
愛知県瀬戸市南山口町234番地