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「エコール・ド・パリ -パリに咲いた異邦人の夢-」 番外編その145

「エコール・ド・パリ -パリに咲いた異邦人の夢-」
清須市はるひ美術館
2016年1月9日(土)~2月28日(日)

鑑賞 2016年2月26日(金)


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 1920-30年代のパリは、あらゆる芸術の中心地として世界的に注目され、才能あふれる若き画家や彫刻家が世界各地から集まりました。その中でも、“エコール・ド・パリ”(パリ派)と呼ばれた芸術家たちは、この時代に新しく試みられた、多様な芸術様式や理論に刺激を受けながらも、自らの感性や心情、民族性に基づいた、個々の表現を追求しました。彼らの多くは異郷の芸術家たちでしたが、ローランサンユトリロなど、フランスで生まれ、独自の画風を展開した画家たちも含まれています。
 本展覧会では、国内屈指のエコール・ド・パリコレクションで知られる、北海道立近代美術館の所蔵作品から、パスキン、シャガールを中心に、キスリング、スーチン、藤田嗣治らの油彩・素描・版画作品と、札幌芸術の森美術館が所蔵する、アーキペンコ、ザッキン、リプシッツによる、エコール・ド・パリと呼ぶにふさわしい彫刻作品を紹介します。愛と自由に生き、時代を駆け抜けた“エコパリ”の芸術家たちの、個性あふれる創作世界をお楽しみください。
 
 
 
 
快晴。
 
先日、松坂屋美術館での「-愛と青春のアトリエ- 洗濯船と蜂の巣」で観た、パスキンの画が素晴らしく、こちらで多数展示されているとのことで訪問。
 
規模としてはそれほど大きくはない建物ですが、凝った造り。
平日の午前でしたが、結構お客さん入ってました。
 
パスキンは、北海道立近代美術館のコレクションから、その画風の変遷が分かる作品が選ばれたとのこと。
この展示のメインでしょうね。
 
輪郭と背景が溶け込んでいるような曖昧さ。
落ち着いた中に漂うエロさ。(うーむ、表現がオッサンだなぁ、、、)
「真珠母色の時代」ですか。
 
 
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ジュル・パスキン 《腰掛ける女》 1928年  (画像は借り物です)
 
 
 
フジタは肖像画
背景として、右に父・嗣章、左に妻・君代。
フジタって気になる。

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藤田嗣治 《家族の肖像》 1954年 (画像は借り物です)
 
 
 
彫刻ってあんまり見ないんですが、「おっ」と思ったものが1つ。
アーキペンコの《マドンナ》、質感と落ち着いたグリーン。
 
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アレキサンダー・アーキペンコ 《マドンナ》 1936年 (画像は借り物です)
 
 
 
静かな環境。
なかなか素敵な美術館でした。
 
 
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清須市はるひ美術館
愛知県清須市春日夢の森1番地