「CODE - 私の宇宙(そら)/僕の言葉(ことば)」 番外編その52
文化庁メディア芸術祭 愛知展
「CODE - 私の宇宙(そら)/僕の言葉(ことば)」
平成26年1月5日(日)~13日(月・祝)
訪問 平成26年1月8日(水)
「文化庁メディア芸術祭」は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。
今回の愛知展は、その『文化庁メディア芸術祭」各部門の歴代受賞作品・推薦作品から「宇宙」と「言葉」を切り口にした作品群を紹介』ということです。
展示は、大きく分けて4つ。
企画展
プログラム上映
マンガライブラリー
愛知関連企画
お目当ては「プログラム上映」。
しかしホームページを見ても上映スケジュールが出てない。
まあ10時に行けばいいだろうと、久し振りにリニモに乗る。
リニモの車内は学生さんたちでいっぱい。
「愛・地球博記念公園駅」へ到着、乗客はみんな大学方向へ。
雨の中、自分一人だけ連絡橋で会場へ。
人がいない。ガラーンとしてる。
プログラムを見ると、午後からとなってる。
「えっ」っと思ったが、会場がガラス張りで中を見ると上映されてる。
ドアを開け中に入るが、スタッフの方さえいない。
独り占め。
「プログラム上映」の中の「映像プログラム」。
平成24年度・第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品
永野 亮「はじめよう」
石橋 英子「imitation of life」
新しい生物
ハイスイノナサ「地下鉄の動態」
水道橋重工「KURATAS」
Bye Buy
On Pause
開かれた遊び、忘れる眼
Strata #4
BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW
ぼくもくま
布団
グレートラビット
夕化粧
Oh Willy…
受賞作品だけにクオリティは文句なし。
細かい所まで手を抜かない、映像と音の見事なマッチング。
落語の「火事息子」を彷彿させる。
小さい頃から火事が大好きで、全身に彫り物をして勘当になった大店の若旦那。
勘当されるが、念願の町火消しになって、、、。
火事場に走って行く姿なんかカッコイイ。
炎の描写だけでも見る価値有り。
その他にも印象に残ったもの。
音としてのボーカル。
ハイスイノナサ「地下鉄の動態」
ミュージックビデオ、音を視覚化する作業が見事にはまった作品。
ドライブ感を楽しむ。
「Oh Willy…」 Emma de SWAEF/Marc James ROELS
あいちトリエンナーレ2013でも上映されてました。
見逃してたので、ここで見られて良かった。
ストップモーションムービーで、素材が羊毛で独特の質感。
目がカワイイ。
喪失感、孤独、異質なものとの交流、共感といったものが心を打つ。
しっかり2時間。
途中お客さんが出たり入ったりしたけど、5~6名といったところ。
会場内は寒かった。でも楽しめました。
ハイスイノナサ「地下鉄の動態」
文化庁メディア芸術祭 愛知展
「CODE - 私の宇宙(そら)/僕の言葉(ことば)」
番外編その52-2 に続く。たぶん、、、、。