『雷門獅篭 落語家生活二十周年記念企画Vol.2~名古屋心中』 落語会102回目
『雷門獅篭 落語家生活二十周年記念企画 其の弐
~名古屋心中~シカゴ成人式』
平成26年1月15日(水) 19:00~
古池 鱗林 「芸どころ名古屋」(講談)
雷門 獅篭 「勘定板」
仲入り
雷門 獅篭 「名古屋心中」
前日にメールで予約。
5分で返事が来た。早っ。
18時15分に開場。
お客さんは100名ほどでしょうか。
まずは海演隊のメンバーでもある古池鱗林さんで講談。
8代将軍吉宗公の質素倹約令に対抗した政策により、名古屋に人や物が流れ、
「名古屋の繁華で、興(京)がさめた」とも。
「名古屋心中」でも宗春公が重要な役を果たすということで、「獅篭兄さんの噺とセットだで、覚えといてちょーよ」と。
獅篭さん、スクラップブックを使い「大須スーパースター列伝」から。
大須演芸場の舞台に立った往年の芸人たちのエピソード。
強烈な個性で、面白いんだけど残念ながら知らないんだよなぁ。
名古屋での師匠、先代の小福師匠に最初に教わったという「勘定板」。
丁寧に演ってたように感じました。
そして鈴本のトリを休んでまで来てくれた、ゲストの喬太郎師匠。
大須との関係も、獅篭さんとの関係も今一つ良く分からなかったけど、、、。
荷を担ぐうどん屋がホント寒そう。
酔っ払いはイイ感じで酔っぱらってるし、うどん屋の困惑した様子もさすが。
ちょっとした感じなんだけど、そこが笑わせてくれる。
仲入り後、「名古屋心中」へ。
約280年前に起きた実際の心中事件の舞台、名古屋市中区正木にある闇之森八幡社(くらがりのもりはちまんしゃ)の映像からスタート。
前に博物館で聴いた時とは細部が違ってる。
畳屋の喜八と遊女のおさんが、実は幼なじみだったとか等。
いろいろ工夫され、まだまだ噺は変わっていくよう。
宗春公の計らいで解き放たれ、夫婦になった二人。
喜八の「月が綺麗ですね」に答えるおさんの「ハイ!」の明るさ。
代表作にしたいとの気持ちもあるようなので、どうなっていくのかという楽しみも。
会終了後、なかなか帰らないお客さんたち。