笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

パンク歌舞伎「ハラ版 天守物語」 番外編その138

ハラプロジェクト×TURTLE ISLAND
パンク歌舞伎「ハラ版 天守物語」
平成27年12月19日(土) ~ 23日(水・祝) -全6公演-

鑑賞 平成27年12月22日(火) 19:00~


 
 
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復活!パンク歌舞伎
『ハラ版天守物語』
ハラプロジェクト×TURTLE ISLAND
原作 泉 鏡花   台本・演出 原 智彦

今時、めずらしい「幼すぎる愛の物語」……だから胸キュン

人と、人の生みだし妖怪の、諍いと交合の絵巻物。
今風に言えば生なヤンキーのラブコメディ。
滑稽な人間どもと美しくも奇怪な妖怪ども、迫間に浮かぶ天地をつなぐ赤い糸。
切れるのか結ばれるのか。
愛と死を賭けた世にも不思議なゲーム……ハラ版「天守物語」。
芝居と音楽の最強コンビ。2年の沈黙を経て復活参上。
タートルもハラプロも「一寸先は闇」「イヤな事はできない」人達なので、
演るとなったら、モウモウメデタシメデタシオモシロイコトマチガイナシ
なのであります。
しかし次回演るかはダレも知らない……。
皆様お見逃しなきようお願い申し上げます。   原 智彦
 
 
 
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18時に到着。あたりは真っ暗。

久しぶりの能楽堂
自由席でどこにしようか迷ったけど、空いてたので最前列へ。


桃六役の原さんが緩やかに登場。
その腕を伸ばした姿にシビレた。
こんなジジイになりたいなぁ。

A2Cさんの獅子、強さと残忍さ。
その霊力を感じさせる、全身の刺青と体の美しさ。

TURTLE ISLANDも、すげー迫力。
ボーカルの声の出し方が好き。


ある意味、能楽堂をここまで使うってすごいな。
能楽堂が確かに天守に見える。

衣装も独特で良かった。

物の怪と人間、相対する世界、その軋轢の表現。


2時間しっかり。
ハラプロジェクトとして今後の予定が決まってないとのことですが、きっと何かやってくれるんだろうと期待してます。
待ってますから。


 
 
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今回は原作があるので、観る前に読んだ。
泉鏡花って、初めてまともに読んだかな。
天守物語」の他、「歌行燈」や「高野聖」なども。
デビュー当時に畠芋之助という名を使っていたという、余計なことは知ってたけど。

結構、原作に忠実でした。
改めて芝居っていうのは、行間をどう表現するかが見せ所だなぁと。
 
 
配役を見た時、楽しみだったのはimapuさんの朱の盤坊。
期待を裏切らないカッコ良さ。

気になる役者さんがもう一人。
3人の女童の内の、背の高い人。
すごく雰囲気がある。名前が分からないけど(中森信福さんらしい)注目です。
 
 
 
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愛知県名古屋市中区三の丸1丁目1-1