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名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

ハラプロジェクト 「ハラ版・四谷怪談」 番外編その96

ハラプロジェクト  - カゲキカブキ - 「ハラ版・四谷怪談
平成26年11月17日(月)~11月30日(日)
 
鑑賞 平成26年11月29日(土) 夜公演 19時~
 
 
 
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七ツ寺共同スタジオでの公演は、4月の「ひかりごけ」以来。
 
劇場から大須の街へ出て、また劇場へ戻る回遊式観劇が行われる最後の日。
雨が降ったら回遊は中止なので、天気が心配でしたが晴れてる。よかった。
 
ネット予約ではなく、事前にチケットを購入してたのでスムーズに会場入り。
 
客入れ屋として、森尚子さん、しげちょいさん。
席へ誘導しながらお客さんを飽きさせない。
開演まで間をつなぐ、相変わらずお見事な差配。
 
飴くれるっていうので2回も貰ってしまった。
 
 
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10分押しということで、急遽始まった「刺青ショー」
名古屋能楽堂での「逆夢」の一場面の再現もあり、楽しめた。
クネクネと動く刺青。
刺青を入れるってのは、自分の体に向き合うってことなのかな。
 
 
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脇を固める役者の存在感。
 
お梅の乳母・お槇を演じる火田詮子さんは別格だなぁ。
目を伏せた時の表情。
居るだけでその場が引き締まる。
 
乞食達の面々の個性的なこと。
思いっ切り顔の筋肉使ってる。
  
地獄宿のお色役の藤井朋子さん。
小さな体とシブイ声。
「オッ、オッ、オッ、、、」と言うフレーズが耳に残る。
 
 
お岩の妹、お袖を中心とした物語に感じた。
 
浪人となった父、困窮する生活。
与茂七という許嫁のある身、言い寄って来る直助。
 
父、左門が殺され、同時に与茂七も殺されてしまう。
敵討ちのため、仮初めの夫婦になるお袖と直助。
 
否応なしの境遇。
何故こんなに死が間近にあるのか。
 
 
幽霊とはならないお岩。
伊右衛門の心の内に現れるお岩。
 
ラストには、伊右衛門の体の上の3つの月。
左門であり、お梅であり、お岩なのか。
 
少しづつ降る雪が、見上げる伊右衛門を包んで行く。
 
 
最後に舞台に全員登場。
こんなに大勢いるのかと驚く。
「ありがとうございました」で、踊りながら退場で終了。
 
 
原さんって「人たらし」だなぁ。
若い人がいっぱい集まって来る。
パンフレットの中に「来もの拒まず、去る者追わず」ってあったけど、そのスタンスに至るまでいろいろあったんだろうな。
 
 
これからも楽しませてもらえるな。
間違いない。
 
 
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観劇ガイド嬢の森川アオイさんの案内で、大光院へ。
この幕が終了すると、また七ツ寺共同スタジオへ戻る。
今回が最後の回遊式観劇。
 
 
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何か月か前、大須の街外れで原さんを見かけた。
Tシャツ姿だったけど、イイ体してたなぁ。