笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

「広重 名所江戸百景 夏・秋」

「広重 名所江戸百景 夏・秋」
三菱UFJ銀行貨幣資料館
2018年7月24日(火)~9月30日(日)
 
鑑賞 2018年7月27日(金)


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 「東海道五十三次」(保永堂版)で有名な歌川広重(1797~1858)は、彼の画業の集大成として、最晩年に「名所江戸百景」を描きました。
版元・魚屋栄吉により、安政3年(1856)から同5年にかけて刊行されたこの作品は、広重自身が描いた118枚に、2代広重による1枚と目録絵を加えた120枚で全揃となります。
広重風景版画の最大の特色は、こまやかな詩情の表出にあることは言うまでもありませんが、本シリーズではそれに加え、構図の面での2つの試みにも注目すべきです。
それは①大きく俯瞰(ふかん)した構図と、②視点を低くとり、極度にクローズアップさせたモチーフの一部を画面の端からはみ出させて遠景との対比を極端にする手法です。
今回は、「夏の部」、「秋の部」の中から、23点を抜粋して展示します。


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登録しておくと案内の葉書が送られてきます。
それを持参すると絵葉書が1枚いただけます。(数種類から1枚)
今回は、「両国橋大川ばた」をいただきました。
 


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