笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『ひふみの笑い ばーじょん2』 落語会5回目

『ひふみの笑い ばーじょん2』
平成24年2月5日(日) 15:00~
ハートフルホール(豊川市御津文化会館)

とつのお題でたつずつ、っつの芸がコラボする。
  落語・狂言・講談を一度に楽しんでください」という会。

今回のお題は「もののけ」でした。

狂言】 茂山 宗彦、茂山 茂、茂山 童司
      蟹山伏

【講談】 神田 京子
      四谷怪談

【落語】 柳家 三三
      お菊の皿

休けい

豆腐小僧(改)

全員でのフリートーク
 それぞれの怖かった話
 

落語が三三師匠ということで行ってきました。
厳密に言えば「落語会」ではないです。
客席は6~7割程度でしょうか。

三三師匠、今日は山梨の甲府からで移動に4時間、労働時間は30分と苦笑。
でも1幕はそれぞれ20分ほど、2幕は1時間くらいありました。
三三師匠の話は「ろくろ首」を期待してましたが、「お菊の皿」。
もののけではなく幽霊ですね。
見物人が多くなってきて、お菊の皿の数え方が演技過剰になっていくあたりが良かったです。
20分はあっという間でした。

 
以下ネタバレ注意

豆腐小僧(改)」は京極夏彦氏が上演台本用に書いた「狂言 豆腐小僧」をアレンジしたものでした。
 
まず講談で映像を交え「妖怪・豆腐小僧とは?」。
 
次に落語で、「豆腐小僧と太郎冠者の出会い」の話。

そして狂言で大名と次郎冠者が登場。
 
最後は全員登場で三三師匠演じる豆腐小僧を、大名と次郎冠者とで捕まえようと追い掛け回し、そこに実況中継と言いながら講談師の神田京子さんが割り込んで、みんなで舞台上をグルグル回りだす。
 
笑いました。良い物見せてもらいました。
通常の落語会にはない味わいですね。

三三師匠が豆腐小僧。破れ笠被って、紅葉豆腐を盆に載せて走ってるんですから。
いやービックリしました。こんなことするんだって。
ライブの良さを感じました。

会場がわかりにくい所にありましたが、探しながら行って良かった。
 
「ばーじょん2」は本邦初公開とのこと。「ばーじょん3」が楽しみです。

狂言 豆腐小僧」は「京極噺 六儀集(きょうごくばなし だいほんしゅう)」京極夏彦著 出版社 ぴあ でどうぞ。
 
 

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