『西洋美術 世界の名画を見ませんか?』 メナード美術館 番外編その42
『西洋美術 世界の名画を見ませんか?』
メナード美術館 開館25周年記念 コレクション名作展 Ⅳ
平成25年7月11日(木)~10月6日(日)
訪問 平成25年9月7日(土)
その前に。
落語会のついでです。
土曜日の午前、お客さんは20人ほど。
今回は、西洋美術ばかりの展示。
良いなと想った作品がいくつか。
ジョルジュ・ルオー 《女曲馬師》 1927 Female circus rider
暗く、濃く、背景の緞帳や髪飾りも闇に沈んでいる。
しっかりとした輪郭。
閉じているような、伏せているような目。
引かれたアゴ、しっかり伸びた背すじ。
憂いの中にも生きる意志を感じる。
ベン・ニコルソン 《1945(ペインティング)》 1945(Painting)
直線と円の配置。色彩のバランス。
少しザラついた質感。
良く見ると立体的な構造。
小品のこの完成度。
ベルナールビュッフェ 《コンフラン・サントノリーヌ》 1976 Conflans-Ste. Honorine
迷いのない木の枝の表現、影。
「こんな描き方があるんだ」と感心してしまう。
そして初公開で今回の目玉でもある、
フィンセント・ファン・ゴッホ 《石膏トルソ(女)》
1887~88 Plaster Statuette of a Female Torso
ピカソは6点展示されてました。その中で、
《絵と横顔》 1964 Profile and picture
落語の小咄で聴く「奥様、それは鏡です、、、。」が、まさにこれ。
落語の小咄で聴く「奥様、それは鏡です、、、。」が、まさにこれ。
ニヤリとしてしまう。
いい作品が揃ってて楽しかったです。