『鬼と妖怪の造形』 番外編その80
『鬼と妖怪の造形(かたち)―水木しげるの作品とともに―』
高浜市やきものの里 かわら美術館
平成26年7月19日(土)~9月15日(月・祝)
鑑賞 平成26年7月20日(日)
刈谷市総合文化センターで 『りらっくごvol.16』が14:30~
落語会のついでの美術館巡り。
名鉄電車で高浜港駅へ。
朝9時、他に誰も降りなかった駅からブラブラ歩いて15分ほど。
水木しげるの「妖怪画」の中から4つのテーマに沿ったものを展示。
「鬼」
「家や屋根にまつわる妖怪」
「造形にあらわされる妖怪」
緻密な背景描写と、ユーモラスでもある妖怪の対比。
豊田の長興寺の「松の精霊」が面白い。
江戸時代~昭和にかけての鬼瓦の造形。
デザインといい、質感が素晴らしい。
狐や蝦蟇、天狗など。
鈍い光沢。
今回の企画、まさに「かわら美術館」ならでは。
オリジナルな企画、夏休みにふさわしくお子さん連れで楽しめると思います。
パンフレット 380円
充実してます。 お買い得。
同時開催 『水木しげるの戦争と新聞報道』
当時の新聞記事、読み難いけれど時間をかけて読んでみる。
その時代の空気。
悲惨な状況なのに、どこか淡々とした印象の漫画。
その中の怒りと悲しみ。
戦争というものを深く考えさせられる。
かわら美術館
愛知県高浜市青木町九丁目6番地18