笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

シネマ歌舞伎 『人情噺 文七元結』 番外編その30

 
ミッドランドスクエアシネマ スクリーン5
 
観賞日 平成25年5月26日(日) AM9:40~(1時間27分)
 
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しばらく良い天気が続いている5月の最終日曜日。
1週間しか上映しておらず、ネットで予約。
 
会場は7~8割の入り。
年齢層は高め。
特別興行のため割引きがなく2000円ですが、通常なら割引きが受けられる層の方々が主。にぎやかです。
 
中村勘三郎さんの訃報に接した際、この『人情噺 文七元結』を想い出してた。
上映が決まった時はうれしかった。
待ってました。
 
会場となった新橋演舞場のざわめき。
真っ暗な長屋に左官の長兵衛が帰って来る。
 
落語と重ねながら観賞。違いを楽しむ。
人物の背景というか、膨らませ方。
お久の手があかぎれで真っ赤になっていたり。
 
大川端で文七に五十両を投げつけ、「死んじゃいけねえよ」、「死んじゃいけねえよ」と言いながら花道を駆けて行く長兵衛。
一人取り残される文七。
 
良い物見せてもらいました。
 
 
勘三郎さんの不在は寂しいですが、勘九郎七之助兄弟が埋めつつある。
変わらぬようで変わっていく。
 
 
今度は落語で聴きたいな。
誰か演ってくれる時に当たらないかなぁ。
 
 
 
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監督:山田洋次
 
左官長兵衛       :中村 勘三郎
女房お兼          :中村 扇雀
手代文七          :中村 勘太郎(現・勘九郎
お久                 :中村 芝のぶ
鳶頭伊兵衛       :片岡 亀蔵
和泉屋清兵衛    坂東彌十郎
角海老女房お駒 :中村 芝翫
 
 
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パンフレット 800円
 
 
   




シネマ歌舞伎『人情噺 文七元結』